デイリーディボーション 2月6日(水)

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デイリーディボーション 2月6日(水)

2019年2月6日(水)
ガラテヤ人への手紙 1:11-12 11兄弟たちよ。私はあなたがたに知らせましょう。私が宣べ伝えた福音は、人間によるものではありません。12私はそれを人間からは受けなかったし、また教えられもしませんでした。ただイエス・キリストの啓示によって受けたのです。
【ポイント】 ①パウロの使徒職 その3 続けて、パウロがイエス様から直接「使徒」と任命されている客観的な証拠について考えてみましょう。昨日は「別の客観的な証拠は、パウロが語っていた福音がイエス様の福音との一致を保っているという事実です。」というところで終わってしまったので、この点について学びます。
使徒の働き15章を見てみましょう。「1さて、ある人々がユダヤから下って来て、兄弟たちに、『モーセの慣習に従って割礼を受けなければ、あなたがたは救われない』と教えていた。2そしてパウロやバルナバと彼らとの間に激しい対立と論争が生じたので、パウロとバルナバと、その仲間のうちの幾人かが、この問題について使徒たちや長老たちと話し合うために、エルサレムに上ることになった。」さらに、「6そこで使徒たちと長老たちは、この問題を検討するために集まった。7激しい論争があって後、ペテロが立ち上がって言った。『兄弟たち。ご存じのとおり、神は初めのころ、あなたがたの間で事をお決めになり、異邦人が私の口から福音のことばを聞いて信じるようにされたのです。」
「激しい論争があって」ということばから、「使徒たちと長老たち」の中には、異邦人が「旧約聖書の律法に従い割礼を受けるべきだ」と考えていた人がいたということです。つまり、この時点では、イエス様の福音を一番正確に理解していたのはパウロだったということです。もし、パウロがいなければ、イエス様の福音は違う福音に変えられ、クリスチャンはユダヤ教へと先祖返りしてしっまた可能性が極めて高かったということです。
ここにイエス様がパウロを選ばれたはっきりとした理由、目的を見ることができるのです。パウロの「使徒職」と認めるか否かという議論よりも、パウロがいかにキリストの福音を正確に理解し、忠実に伝えていたのかという点を見れば、彼がキリストから直接の啓示を受け、その使命を全うした者であるということは明らかなのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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