デイリーディボーション 3月10日(土)

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デイリーディボーション 3月10日(土)

2018年3月10日(土)

【通読】
ローマ人への手紙 9:1-5
1私はキリストにあって真実を言い、偽りを言いません。次のことは、私の良心も、聖霊によってあかししています。2私には大きな悲しみがあり、私の心には絶えず痛みがあります。3もしできることなら、私の同胞、肉による同国人のために、この私がキリストから引き離されて、のろわれた者となることさえ願いたいのです。4彼らはイスラエル人です。子とされることも、栄光も、契約も、律法を与えられることも、礼拝も、約束も彼らのものです。5父祖たちも彼らのものです。またキリストも、人としては彼らから出られたのです。このキリストは万物の上にあり、とこしえにほめたたえられる神です。アーメン。

【ポイント】
①イスラエルは特別か?
その答えは「はい」と「いいえ」の両方です。なぜ「はい」なのかというと、それは神様が彼らをご自分の計画の実現のために選ばれたことが聖書から明らかだからです。今日の箇所でパウロも「彼らはイスラエル人です。子とされることも、栄光も、契約も、律法を与えられることも、礼拝も、約束も彼らのものです。5父祖たちも彼らのものです。またキリストも、人としては彼らから出られたのです。」と教えている通りです。

一方、なぜ「いいえ」なのかというと、神様は彼らが「特別だから選ばれた」のではないことも聖書から明らかだからです。バプテスマのヨハネもこのように教えています。「9『われわれの父はアブラハムだ』と心の中で言うような考えではいけない。あなたがたに言っておくが、神は、この石ころからでも、アブラハムの子孫を起こすことがおできになるのです。」(マタイ3:9) さらに、イエス様もイスラエルの民に向かって「39彼らは答えて言った。『私たちの父はアブラハムです。』イエスは彼らに言われた。『39あなたがたがアブラハムの子どもなら、アブラハムのわざを行ないなさい。40ところが今あなたがたは、神から聞いた真理をあなたがたに話しているこのわたしを、殺そうとしています。アブラハムはそのようなことはしなかったのです。』(ヨハネ8:39-40)

②クリスチャンは特別か?
その答えも「はい」と「いいえ」の両方です。その理由も先に述べたものとほぼ同じです。私たちクリスチャンも、神様の計画の実現のために選ばれ、招かれました。しかし、私たちが選んでくださった方の目的、計画に不忠実だとしたらどうでしょうか。イスラエルの民と同じことになってしまいますね。

イスラエルの民にとっても、クリスチャンにとっても大切な事は、神様の目的のために招かれ、使命を帯びているという点です。反対に、「イスラエル」とか「クリスチャン」という肩書き、ステータスは、与えられている目的、使命が抜け落ちてしまえば、ほとんど意味を持たないものなのです。

神様はイスラエルの民も、異邦人(クリスチャン)も愛し、召されています。問題は、その愛、召しに応えないことです。私たちはイスラエルの民の失敗について聖書からきちんと学んでいます。ですから、同じ過ちを犯さないことが可能なのです。救い、天国の約束に安住してしまっている人はいないでしょうか。自分が選ばれた目的を決して忘れないようにしましょう。

ライフチャーチ
大谷信道


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