誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。
2021年3月10日(水)
ヨハネの手紙第一 2:15-17 15世をも、世にあるものをも、愛してはなりません。もしだれでも世を愛しているなら、その人のうちに御父を愛する愛はありません。16すべての世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢などは、御父から出たものではなく、この世から出たものだからです。17世と世の欲は滅び去ります。しかし、神のみこころを行なう者は、いつまでもながらえます。
【ポイント】 ①物質主義者であることが当然になっている自分に気づく 現代のキリスト教(クリスチャン)の一番の問題(敵)は「物質主義」です。「物質的に豊かになることが人間の幸せ」という価値観が、世界中の人々の心に入り込んでいます。ほぼ世界中の人間が「物質主義」に支配されていると言っても過言ではありません。今日の聖書個所を用いれば「世の欲」に支配されているということになります。
恐ろしいことは、「お金持ちになれば(物質的に豊かになれば)必ず幸せになれる」という価値観が当たり前になりすぎているために、自分が「肉の欲」「目の欲」などに支配されていることに気が付かなかったり、そこに問題があることに気が付かない人が多いということです。ですから、クリスチャンが自分が欲しいものが手に入るように祈っていても、その行為に問題を感じたり、違和感を覚えたりすること無くなってしまうという恐ろしい現象が起きてしまっているのです。あなたは大丈夫でしょうか?
自分自身が何に幸せを感じているのかを正直に考えてみましょう。反対に、自分が何に不幸せや欲求不満を感じているのかも考えてみましょう。私たちの心を本当に満たすことができるのは神様の愛だけであることを経験しようではありませんか。そして、でいその一番の障害が「物質主義」であることを、常に心に留めましょう。
ライフチャーチ 大谷信道