デイリーディボーション 3月16日(金)

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デイリーディボーション 3月16日(金)

2018年3月16日(金)

【通読】
ローマ人への手紙 9:21-23
21陶器を作る者は、同じ土のかたまりから、尊いことに用いる器でも、また、つまらないことに用いる器でも作る権利を持っていないのでしょうか。22ですが、もし神が、怒りを示してご自分の力を知らせようと望んでおられるのに、その滅ぼされるべき怒りの器を、豊かな寛容をもって忍耐してくださったとしたら、どうでしょうか。23それも、神が栄光のためにあらかじめ用意しておられたあわれみの器に対して、その豊かな栄光を知らせてくださるためになのです。

【ポイント】
①神様は「面倒くさがり屋」ではない
クリスチャンの中には、私たちが神を愛する者になるのか、そうでないかは予め決まっていると考えるグループがあります。なぜなら、神様は現在のことも未来のこともすべてご存知だからです。ですから、そのようなグループは熱心に伝道することに意味を見出しません。なぜなら、そのような働きかけがあっても、なくても救われる人は救われるし、滅びる人は滅びると最初から決まっていると考えるからです。

確かに、神様が未来のことまですべてご存知であるということは真理であると思われます。(参イザヤ46:9-10、マタイ10:29-30)しかし、神様は自分の作り上げた映画をただ眺めているわけではありません。確かに、その結果をすべてごご存知なのですが、神様は私たちに自由な意志を与え、私たちに考えさせ、葛藤させ、私たちに信仰の決断を任されているのです。その際も、実験動物を眺めているわけではなく、人間が神様の愛を知るために必要な助けをすべて与え、私たちを完全な方法で導いて下さっているのです。神様は、すべてをご存知で、すべてが可能なのですが、だからといって結論ありきで、面倒臭がって何もせず、迷っている人間、弱い人間を傍観しているわけではないのです。なぜなら、神様はご自分に似た者として人間を造られ、造った人間一人ひとりを愛し、大切にされているからです。

ですから、「その滅ぼされるべき怒りの器を、豊かな寛容をもって忍耐してくださった」のです。

②私たちは「全能」ではない
神様の「予定」と人間の「意志」について議論したがる人が沢山いるようです。しかし、神様の計画は最初からすべて決まっていたとしても、私たち人間はそれを知る由もありません。つまり、誰が救われ、救われないのかということは、私たちには知ることができません。ですから、神様がそうしてくださっているように、私たちも忍耐強く家族や友人を導く努力、別の言い方すれば、隣人を愛し続ける努力を続けるのです。私たちにとって大切なことは、神様(イエス様)のみことばに忠実であることだからです。

ライフチャーチ
大谷信道


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