デイリーディボーション 3月22日(水)

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デイリーディボーション 3月22日(水)

2023年3月22日(水)
【今日のみことば】 ローマ人への手紙 11章7-11節 7では、どうなるのでしょう。イスラエルは追い求めていたものを獲得できませんでした。選ばれた者は獲得しましたが、他の者は、かたくなにされたのです。8こう書かれているとおりです。「神は、彼らに鈍い心と見えない目と聞こえない耳を与えられた。今日に至るまで。」9ダビデもこう言います。「彼らの食卓は、彼らにとってわなとなり、網となり、つまずきとなり、報いとなれ。10その目はくらんで見えなくなり、その背はいつまでもかがんでおれ。」11では、尋ねましょう。彼らがつまずいたのは倒れるためなのでしょうか。絶対にそんなことはありません。かえって、彼らの違反によって、救いが異邦人に及んだのです。それは、イスラエルにねたみを起こさせるためです。
①「〇〇人」という世界観から自由にされる 細かい議論を横に置き、問題の本質から入っていきましょう。先日学んだ通り、神様の計画は「3あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。」(創世記12:3)というものです。神様はこの計画のためにアブラハム、その子孫であるイスラエルの民を用いたのです。ガラテヤ人への手紙3章7-9節を見てみましょう。 「7ですから、信仰による人々こそアブラハムの子孫だと知りなさい。8聖書は、神が異邦人をその信仰によって義と認めてくださることを、前から知っていたので、アブラハムに対し、「あなたによってすべての国民が祝福される」と前もって福音を告げたのです。9そういうわけで、信仰による人々が、信仰の人アブラハムとともに、祝福を受けるのです。」
ですから、国籍も、人種も、民族も、神様の祝福が与えられるか否かの条件ではなく、唯一の条件は「アブラハムのような信仰」の中に歩むことなのです。よく「日本(人)を祝福してください!」というような言葉を耳にすることがありますが、そのような感覚は、神様の視点とは異なる、大変この世的なものであることを知らなくてはなりません。神様が国、人種、民族というような、特定のグループを祝福されることはなく、神様は一人ひとりの信仰をご覧になるのです。
この「信仰」とは、心の状態を表す言葉ではありません。アブラハムが私たちの信仰の模範であるとしたら、私たちは彼の歩みを模範にする必要があります。それは、「神様の計画に参加すること」なのです。この点について正しく理解せず、ただ祝福が与えられることばかりを求めるリスチャンがあまりにも多いのです。アブラハムが心から神様を信じ、信頼していたことは、彼の倫理的な行いによってでも、宗教的な行いによってでもなく、彼の神様の計画に対する忠実さによって知ることができるのです。
イスラエルの民の問題は、多くの人が神様の計画に不従順になってしまったことです。ですから、神様はご自分の計画の実現のために必要なものを異邦人の中から選ばれたにすぎないのです。同じように、私たちクリスチャンも、神様の計画実現以外のことに熱心に取り組み始めてしまったとすれば、神様はまたべつの者を立てられることでしょう。反対に、ユダヤ人であろうが、異邦人であろうが、神様の計画に参加に、従順に取り組む者には、その必要を満たし、神様とともに歩む喜びを味わわせてくださるのです。
ライフチャーチ 大谷 信道


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