デイリーディボーション 3月24日(火)

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デイリーディボーション 3月24日(火)

2020年3月24日(火)
テモテへの手紙 第一 3:3-4 3酒飲みでなく、暴力をふるわず、温和で、争わず、金銭に無欲で、4自分の家庭をよく治め、十分な威厳をもって子どもを従わせている人です。
【ポイント】 ①自分(他者)の欠けを認識しつつ目標に向かい続ける 今日のポイントは、監督(牧師)だけでなくすべてのクリスチャンに求められている生き方です。しかし、パウロは教会のリーダーとして群れを導いていく責任が与えられている監督には特にこれらの資質を求めているのでしょう。
パウロの教えは単なる「規範」でも「倫理」でもありません。私たちが常に考えなければならないポイントは、物事の表面ではなく本質です。つまり、私たちは「なぜお酒を飲みたくなってしまうのか」「なぜ暴力をふるってしまうのか」「なぜ冷淡・神経質なのか」「なぜ争いを起こすのか」「なぜ金銭に貪欲なのか」「なぜ家庭で愛の関係を構築できないのか」を考える必要があるのです。
日曜日の礼拝説教でも触れましたが、もし私たちが、イエス様の愛を信じ、イエス様の愛を実際に受け取り、イエス様の愛で心が満たされていれば、今日の個所に挙げられている監督(牧師)としての資質と合致するような人間へと変えられていくはずなのです。ですから、恐らく、パウロは、例えば温和でない人を見る時に、この人はイエス様の愛を受け取ること、愛で満たされるという点において問題があるのではないかと見るのだと思うのです。
ただ、イエス様との愛の関係を深めていくには時間がかかるものです。それは夫婦、親子、友人でも同じですね。イエス様の愛に満たされれば、スイッチを入れたように瞬時に様々な心の問題(罪の性質)が消え去ることはありません。ですから、教会では監督(牧師)も、信徒も、実際には「欠けだらけ」の人間であるという現実を受け入れることが重要になります。
「欠けだらけ」という自分と他者の現実受け入れ、裁き合うことなく、忍耐強く成長を祈り、互いに励まし合い、短所を補い合いつつ、聖書に明らかにされている完全さ(成熟)に向かって少しずつ進んで行くのです。
私たちライフチャーチでは、このような歩みを、本当の意味での「信仰生活」と呼ぼうではありませんか。
ライフチャーチ 大谷信道


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