デイリーディボーション 3月25日(月)

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デイリーディボーション 3月25日(月)

2019年3月25日(月)
ガラテヤ人への手紙 5:16-17 16私は言います。御霊によって歩みなさい。そうすれば、決して肉の欲望を満足させるようなことはありません。17なぜなら、肉の願うことは御霊に逆らい、御霊は肉に逆らうからです。この二つは互いに対立していて、そのためあなたがたは、自分のしたいと思うことをすることができないのです。
【ポイント】 ①無意味な宗教熱心は肉の欲望 「御霊によって歩みなさい」というパウロの命令は、具体的にどのような行動、生き方を指しているでしょうか?
実は、この質問に正しく答えることができないクリスチャンの方がたくさんいるのではないかと思います。不正解の一つは、自分の「御霊によって歩む」イメージを答えてしまうことです。例えば、「たくさん祈ること」とか「常に聖霊に語りかけに耳を傾ける」などです。もちろん、それらはとても大切なことなのですが、パウロがここで命令しているのはそのようなことではありません。
直前の箇所を見てみましょう。「13兄弟たち。あなたがたは、自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉の働く機会としないで、愛をもって互いに仕えなさい。14律法の全体は、「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ」という一語をもって全うされるのです。15もし互いにかみ合ったり、食い合ったりしているなら、お互いの間で滅ぼされてしまいます。気をつけなさい。」
パウロの「御霊によって歩みなさい」という命令の具体的な行動は「愛をもって互いに仕えること」であることが文脈から分かりますね。さらに6節を見ると「6キリスト・イエスにあっては、割礼を受ける受けないは大事なことではなく、愛によって働く信仰だけが大事なのです。」とあります。つまり、ユダヤ主義(律法主義)が福音に入り込む時に、クリスチャンがキリストの一番大切な戒めである「互いに愛し合いなさい」(ヨハネ13:34、マタイ22:39)という命令を疎かにし、自分の満足のために律法を守ることばかりに熱心になってしまうのです。イエス様は無駄な宗教熱心さなどを求められていないこと、本当に大切にするべきことを大切にすることを教えられているのです。
あなたはクリスチャンとして何に熱心に取り組んでいますか?もし、自分が聖霊に満たされていると感じているとしても、夫婦、親子、主にある兄弟姉妹との間に「愛の実」が結んでいなかったとしたら、それはあなたが聖霊で満たされていない証拠です(ガラテヤ5:22)。反対に、自分が聖霊に満たされているかどうか良く分からなかったとしても、「愛の実」が結んでいる(結びつつある)とすれば、それはあなたが聖霊の導きに従っている証拠なのです。
残念ながら、このポイントを忘れ、無駄な宗教熱心に走ってしまっている教会、クリスチャンが少なくないのです。あなたは大丈夫ですか?
ライフチャーチ 大谷信道


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