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2022年3月29日(火)
マタイの福音書 22章34-38節 34しかし、パリサイ人たちは、イエスがサドカイ人たちを黙らせたと聞いて、いっしょに集まった。35そして、彼らのうちのひとりの律法の専門家が、イエスをためそうとして、尋ねた。36「先生。律法の中で、たいせつな戒めはどれですか。」37そこで、イエスは彼に言われた。「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』38これがたいせつな第一の戒めです。
【ポイント】 ①心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。 このみことばは単なる戒めではなく「クリスチャンとしての信仰」と「クリスチャンとしての生き様」が表現されています。ここには「罪の赦し」「救い」「天国」「永遠のいのち」などという言葉は出てきません。ですので、ピンとこない人がいるかもしれません。しかし、ピンとこない人は、信仰について根本的な勘違いをしている可能性があるので注意が必要です。
多くの人は「神様を信じたら祝福がもらえる」というシステムが「信仰」だと思っているようです。宗教的な行為に熱心に取り組むのも「祝福をもらうため」だったりします。このようなシステムが宗教であり、信仰であると思い込んでいるのですが、これは人間が自分の利益のために神様を利用しているだけのことなのです。
「自分の利益」のために誰かと友達になったり、結婚したりしたとしたら、それが自己中心で不純な動機から出た行動であると感じる人はたくさんいることでしょう。しかし、それを神様に対して行うことに違和感を覚える人は少ないのです。
しかし、イエス様が明らかにされた信仰の本質とは、自分を愛される神様に対して、「心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして」愛をもって応えることなのです。あなたの信仰、信仰の歩みはどのようになっているでしょうか?
ライフチャーチ 大谷信道