デイリーディボーション 3月3日(土)

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デイリーディボーション 3月3日(土)

2018年3月3日(土)

【通読】
ローマ人への手紙 8:28-30
28神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。29なぜなら、神は、あらかじめ知っておられる人々を、御子のかたちと同じ姿にあらかじめ定められたからです。それは、御子が多くの兄弟たちの中で長子となられるためです。30神はあらかじめ定めた人々をさらに召し、召した人々をさらに義と認め、義と認めた人々にはさらに栄光をお与えになりました。

【ポイント】
①約束の実現の場所は必ずし地上とは限らない
パウロは8章24節で「私たちは、この望みによって救われているのです。目に見える望みは、望みではありません。だれでも目で見ていることを、どうしてさらに望むでしょう。」と語っていましたね。つまり、私たちの望みはこの地上ではなく、終わりの時に神様から栄光のからだをいただくことにあるということです。ピリピ人への手紙3章にもこのようにある通りです。「20けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。21キリストは、万物をご自身に従わせることのできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じ姿に変えてくださるのです。」ここに私たちクリスチャンの望みがあるのです。

しかし、それはこの地上ではまだ様々な困難、患難、迫害に直面することがあることを意味しています。ですから、一昨日の箇所でパウロは「25もしまだ見ていないものを望んでいるのなら、私たちは、忍耐をもって熱心に待ちます。」つまり、地上では忍耐が求められるということです。ですから、私たちが最終的な慰めが与えられる時まで、落胆することなく、希望を持ち続けることができるように、聖霊がとりなし、助けて下さるのです(8:26-27)

②天国の価値を知らない人は・・・
残念ながら、現代のキリスト教の中には聖書から離れ、「目に見える望み」(8:24)、いわば「現世利益」ばかりを強調する教会が少なくありません。しかし、そのような間違った教理が「忍耐」を働かすことができないクリスチャンを育てることになってしまっている事実は否めません。物事が自分の思い通りに、しかも迅速に解決されないことに耐えられないクリスチャンが増えてしまっているのです。

しかし、私たちが本当に天国の価値、素晴らしさを知り、そこに望みを置いていれば、目先のご利益ばかりを教える間違った教理から自分の信仰を守ることができます。地上でどのような困難に直面したとしても、天国の約束を信じる信仰によって希望を持ち続けることができるのです。

ライフチャーチ
大谷信道


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