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2021年3月4日(木)
ヨハネの手紙第一 2:3-8 3もし、私たちが神の命令を守るなら、それによって、私たちは神を知っていることがわかります。 4神を知っていると言いながら、その命令を守らない者は、偽り者であり、真理はその人のうちにありません。5しかし、みことばを守っている者なら、その人のうちには、確かに神の愛が全うされているのです。それによって、私たちが神のうちにいることがわかります。6神のうちにとどまっていると言う者は、自分でもキリストが歩まれたように歩まなければなりません。7愛する者たち。私はあなたがたに新しい命令を書いているのではありません。むしろ、これはあなたがたが初めから持っていた古い命令です。その古い命令とは、あなたがたがすでに聞いている、みことばのことです。8しかし、私は新しい命令としてあなたがたに書き送ります。これはキリストにおいて真理であり、あなたがたにとっても真理です。なぜなら、やみが消え去り、まことの光がすでに輝いているからです。
【ポイント】 ①「神の命令」とは? 昨日と一昨日の配信できなくて申し訳ありませんでした。本日はまとめて学びたいと思います(と言っても3日分の長さにはなりません)。
ヨハネは「神の命令を守りなさい」との奨め(命令)をしています。その内容は決して新しいものではなく、前からはっきりと教えられているものなのですが、おそらく手紙の読者たちは、その命令を命令として受け取っていないように見えるので、ヨハネはあえて「新しい命令」として語っています。
この「神の命令」とは何でしょうか?ライフチャーチのメンバーの皆さんは一瞬にしてイエス様のみことばを思い出すことができるはずです。クリスチャンの方でこの命令が即座に思い浮かばない人は、自分の信仰の歩み、聖書の学びに「危険信号」が灯っているという危機感を覚えてください。ヨハネの手紙の読者たちと同じ状況に陥ってしまっていることになります。
聖書の個所を思い出すことこの先を読んでいくと「神の命令」が何であるかは明らかなのですが、「神の命令」についてより明確に記されている別の箇所も見てみましょう。
ヨハネの福音書 13章34-35節 34あなたがたに新しい戒めを与えましょう。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。35もし互いの間に愛があるなら、それによってあなたがたがわたしの弟子であることを、すべての人が認めるのです。」
マタイの福音書 22章37-40節 37そこで、イエスは彼に言われた。「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』38これがたいせつな第一の戒めです。39『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』という第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。40律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。」
この両方を見ると、「神を愛すること」「隣人を愛すること」が古くて新しい命令であることがよく分かりますね。「あなたはクリスチャンとして今日一日どのように過ごしますか?」と聞かれたとします。あなたが、「イエス様(神様)の二つ(二つで一つなのですが)の戒めを実践することです!」と答えることができないとしたら、あなたはイエス様のみことばを無視した見当違いのクリスチャン生活を送っている可能性が高くなります。
あなたのクリスチャンの歩みは的外れなものになっていないでしょうか? しっかりと確認してみましょう!
ライフチャーチ 大谷信道