デイリーディボーション 3月9日(土)

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デイリーディボーション 3月9日(土)

2019年3月9日(土)
ガラテヤ人への手紙 4:1-5 1ところが、相続人というものは、全財産の持ち主なのに、子どものうちは、奴隷と少しも違わず、2父の定めた日までは、後見人や管理者の下にあります。3私たちもそれと同じで、まだ小さかった時には、この世の幼稚な教えの下に奴隷となっていました。4しかし定めの時が来たので、神はご自分の御子を遣わし、この方を、女から生まれた者、また律法の下にある者となさいました。5これは律法の下にある者を贖い出すためで、その結果、私たちが子としての身分を受けるようになるためです。
【ポイント】 ①律法の役割を知る ーその5ー パウロは続けて「律法の役割」について説明しています。ローマ帝国の法律では、相続人は14歳になるまで父親が選んだ養育係、25歳になるまで市が任命する保佐人の管理の下にあったと言われています。恐らく、パウロは皆が知っているローマ帝国のシステムを念頭に起きながら「後見人」「管理者」という例えを用いている可能性が高いです。
いずれにしても、ローマ帝国の法律においても、霊的な世界でも「後見人」の管理下にある幼い者は父の財産を相続することができないということなのです。ですから、ローマ帝国では子どもがある年齢に達すれば、管理者から自由となり、父親の財産を自分のものとする事ができるわけですが、霊的な世界では、キリストによって管理状態、奴隷状態から贖い出される必要があるのです。これによって、人は初めて「子としての身分を受ける」ことができるのです。
パウロは様々な喩えを用いながら、私たちが罪(律法)の奴隷状態であることを説明しようと試みています。私たちも、想像力をフル活用して、自分の罪の問題、罪の結果としての死の問題に直面することが大切なのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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