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2019年4月1日(月)
ガラテヤ人への手紙 6:1 1兄弟たちよ。もしだれかがあやまちに陥ったなら、御霊の人であるあなたがたは、柔和な心でその人を正してあげなさい。また、自分自身も誘惑に陥らないように気をつけなさい。
【ポイント】 ①本当に大切なことを間違えない ユダヤ主義者が教会に入り込むことによって起こる問題は、人々が福音の真理から離れていくことだけではありません。恐らくパウロにとっての最大の問題は、教会の交わりの破壊、キリスト教会の消滅です。
教会の中に間違った福音が一時的に入り込んだとしても、牧師や教師がしっかりと教えを続けていけば、人々は正しい理解へと導かれて行くチャンスがあります。しかし、ユダヤ主義が教会に入り込む時に、人々は互いに律法を守っているか否かをチェックするようになり、それが「さばき合い」へと発展していくのです。かつて厳格なパリサイ人として生活していたパウロは自らの経験から、ユダヤ主義の中に純粋な愛の交わりが育たないことを知っていたのです。
ですから、今日の箇所は「みんな仲良くしましょう!」というような単なる倫理的な教えではなく、ユダヤ主義によってもたらされる「さばき合い」、そしてその先にある「交わりの破壊」に対する警告なのです。不健全な宗教熱心の先に「キリストのからだ」の建て上げ、成長はありえないのです。
繰り返し学んでいますが、自分は聖霊に満たされ、正しい信仰の歩みをしていると自負している人は、聖霊の働きの結実として「愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制」の実が結びつつあるのか、または、自分の信仰の歩みの中で、御霊の実を結ぶことを最も大切なこととして歩んでいるのかを確認することが重要なのです。
あなたの信仰生活にとって最も重要なこと、最大の関心事はなんですか?それは、イエス様の最も大切な教えと合致していますか?
ライフチャーチ 大谷信道