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2021年4月14日(水)
ヨハネの手紙第一 5:1-2 1イエスがキリストであると信じる者はだれでも、神によって生まれたのです。生んでくださった方を愛する者はだれでも、その方によって生まれた者をも愛します。2私たちが神を愛してその命令を守るなら、そのことによって、私たちが神の子どもたちを愛していることがわかります。
【ポイント】 ①兄弟姉妹・隣人を愛する理由 私たちが、自分の兄弟姉妹・隣人を愛する理由は、それがイエス様の命令であることは改めて学ぶまでもありません。ヨハネ15章12節を見てみましょう。「12わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。」ここから、イエス様の命令には「わたしがあなたがたを愛した」という根拠があることも分かります。愛が大切なことは小さな子どもでも知っていますし、互いに愛し合うように命令することもできるでしょう。しかし、残念なことに、罪の性質を持つ私たちは、きちんとした根拠がない命令に喜んで従うことがないのです。ですから、イエス様は私たちのためにご自分の命を犠牲にされたのです。それによって、私たちは、イエス様の「互いに愛し合いなさい」という命令に従うべき根拠(理由)を得たのです。
今日の個所からは、私たちがイエス様の相互愛の命令に従うべき別の根拠があることが分かります。それは、イエス様が、私たちの兄弟姉妹・隣人も愛され、かわいがられ、大切にされているということです。私たちが主とあがめている方が愛されている人を、私たちが愛さないとしたら、それは主への不忠実、不誠実を意味するのです。
②相互愛の命令は、まず教会に与えられている 私たちは主にある兄弟姉妹である人々を見る時に、その背後に、そのうちにイエス様がいらっしゃるのを見なければならないのです。私たちが愛するのは、目の前にいる個人だけでなく、その人のうちにいるイエス様だということです。ですから、4章21節の「神を愛する者は、兄弟をも愛すべきです。私たちはこの命令をキリストから受けています。」というメッセージは、イエス・キリストを愛し、その信仰によって神の子とされた者の群れである「教会」に与えられているわけです。そして、私たちは、「教会」において「兄弟を愛しなさい」というイエス様の命令に忠実であったか否かを、イエス様の御前で説明することになるのです。
1ヨハネ2章28節 28そこで、子どもたちよ。キリストのうちにとどまっていなさい。それは、キリストが現われるとき、私たちが信頼を持ち、その来臨のときに、御前で恥じ入るということのないためです。
ライフチャーチ 大谷信道