デイリーディボーション 4月19日(月)

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デイリーディボーション 4月19日(月)

2021年4月19日(月)
ヨハネの手紙第一 5:13 13 私が神の御子の名を信じているあなたがたに対してこれらのことを書いたのは、あなたがたが永遠のいのちを持っていることを、あなたがたによくわからせるためです。
【ポイント】 ①永遠のいのちは御子のうちにある その2 これまでの学びから「永遠のいのち」と「御子イエス・キリストとの愛の関係」がほぼ同じことであることが分かりました。
しかし、この世には、この真理に満足できない人がたくさんいるようです。「永遠のいのち」を得るためには特別な知識や、特別な行為(訓練)、特別な霊的な状態などを獲得する必要があると思い込みたい人、または、自分は、そのような特別な知識、訓練、経験を通して永遠のいのちを手にいれることができた「特別な人間」であると思い込みたい人がたくさんいるのです。マズローのヒエラルキーを参考にすると、「自分が特別な人間でありたい(超越した存在になりたい)」という欲求は、人間の欲求の行きつく先であることが分かるわけですが、残念ならが、クリスチャンの中にも、依然として自分の欲求を満たすために生きている人々がたくさんいるということなのです。
そのような人々は「永遠のいのち」=「神様との愛の関係」という真理は、面白くないのです。なぜなら、それだと誰でもが「永遠のいのち」を自由に手に入れることができることになってしまうからです。自分の獲得した(と思い込んでいる)特別な知識、訓練、経験が必要なくなってしまうと、自分の宗教者としての特別な地位、既得権益を維持できなくなってしまうからです。
イエス様の福音の真理は極めて単純です。本来、いわゆる「宗教っぽさ」もほとんどないものです。それを、つまらないと感じてしまう人は、この世の宗教に毒され、宗教的な上昇志向に憧れを持っている人ではないかと思います。「努力は絶対に裏切らない」のような考えを信じている真面目な人ほどその傾向が強い気がします。
ですから、ヨハネは「イエス・キリストを愛する者は間違いなく永遠のいのちを得ていること」を、当時の教会(クリスチャン)に伝えようと必死になっているわけです。
1コリント13章13節 13こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。
ライフチャーチ 大谷信道


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