デイリーディボーション 4月25日(木)

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デイリーディボーション 4月25日(木)

2019年4月25日(木)
マルコによる福音書 4:20 20良い地に蒔かれるとは、みことばを聞いて受け入れ、三十倍、六十倍、百倍の実を結ぶ人たちです。」
【ポイント】 ①「土地を見分ける」&「土地を耕す」 種蒔きのたとえから、私たちは2つのポイントを実践することが求められていると思います。一つ目は「土地を見分ける」ことです。福音を伝えようとしている相手の心が、福音の種を受け取る準備ができているか否かを見分けることが大切です。心が耕され柔らかくなっていない人に対して、いくらたくさんの種を蒔いても、福音が実を結ぶ可能性が低いからです。私たちの時間は限られていますから、より多くの結実を期待するのであれば、良い土地を見つけて種を蒔くことが大切なのです。
とはいえ、どこか遠くにある良い土地を探して旅に出るわけには行きません。その土地が良くても悪くても、自分の身近な人々に福音の種を蒔いていくことも大切です。しかし、そのときに、蒔いた種が目を出さなかったり、実を結ぶことがなかったとしても、私たちは自分たちを責めたり、相手に対して苛立ったりする必要はないという励ましを、これらのみことばから得ることができます。なぜなら、種が芽を出し、根を張り、実を結ぶかどうかの責任は、種を蒔く人私たちにはないからです。福音の種は素晴らしい種ですが、蒔いた種が必ず実を結ぶわけではないこと、その原因は土地自体にあることを知っていることは、種を蒔き続けるわたしたちの大きな励ましとなるのです。
2つ目のポイントは「土地を耕す」というものです。農業の素人でも、種を蒔く前に土地を耕す必要があることは知っていることでしょう。種を蒔きたい場所があれば、雑草や岩などを取り除き、土を掘り起こし、肥料などを混ぜ込むなどして良い土地を作るのです。土地を耕すことについてイエス様は触れていませんが、伝道が農業(種蒔き・実の収穫)にたとえられているわけですから、適用として土地を耕すことを加えることは、不適切ではないと考えられます。もちろん、究極的に人の救いは神様のご計画によるものですから、どのように努力をしても良い土地にならない人もいることでしょう。しかし、私たちは誰が救われ、誰が救われないのかという神様だけがご存知の知識を持っていませんから、土地が良くないと感じれば、その土地を柔らかくする努力をするべきなのではないでしょうか。福音を語る相手の心(土地)の状態をよく理解し、イエス様のみことばを素直に聞くことを邪魔しているものを丁寧に取り除いてあげることができるのです。この行為は、隣人愛の命令の適用でもあるのです。残念ながら、それでも、イエス様のみことばが実を結ばないこともあるでしょう。そのときは、先のポイントの通り、自分を責めず、神様のみこころでなかったと理解すればよいのです。
あなたの救いのために、粘り強く忍耐をもって福音を語り続けてくれた人、心を柔らかくするために様々な工夫をてくれた人が必ずいるはずです。ですから、私たちも諦めずに、土地を耕すこと、種を蒔くことを続けるのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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