デイリーディボーション 5月11日(木)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 5月11日(木)

2023年5月11日(木)
【今日のみことば】 ローマ人への手紙 12章11-13節 11勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい。12望みを抱いて喜び、患難に耐え、絶えず祈りに励みなさい。13聖徒の入用に協力し、旅人をもてなしなさい。14あなたがたを迫害する者を祝福しなさい。祝福すべきであって、のろってはいけません。15喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい。
①キリストが求める教会の姿を見る パウロは、ローマ人への手紙12章で、イエス様の再臨に希望を置く私たちが、地上においてどのように生きて行くべきかを具体的に教えています。ここで、私たちが忘れてはならない点は、今述べたように、私たちの地上での人生は、イエス様と直接お会いするまでの一時的な場所であり、私たちクリスチャンが地上において希望を持って生きることができるのは、来るべき時に私たちのからだも完全に贖われ、完全な慰めが与えられ、救いが完成するときなのです。救いや祝福がこの地上において成就することが「希望」だと勘違いしているクリスチャンが少なくないようですが、私たちの「希望」は、イエス様の再臨(イエス様と会うこと)にあり、その希望が11節にあるように、地上での人生の喜びにつながっているのです。
さらに、重要なポイントは、私たちクリスチャンは、ただイエス様の再臨を待っているのではなく、イエス様から与えられた宿題(使命)に取り組んでいるということです。それは、「キリストのからだ」である「教会」の建て上げです。イエス様から与えらえている使命が「伝道」「宣教」だと思い込んでいるクリスチャンの方が多いかもしれません。もちろん、それらはイエス様から与えられている宿題(使命)を行っていく、具体的なプロセスではありますが、そのプロセスの先には「キリストのからだ(教会)」があることを忘れてはなりません。地上の教会は天国の姿の反映です。私たちは、天国における永遠の歩みを、地上において既に始めているのです。それが、地上における御国の拡大なのです。それは、決して、イエス様を信じる人を増やすことだけを意味していません。イエス様を信じた者が、イエス様の命令に従い、神様を愛し、主にある兄弟姉妹を愛し合う中で、まるで天の御国のような状況が地上において形作られていくのです。それが、キリストの教会なのです。一人ひとりのクリスチャンがどれほど「伝道」や「宣教」に熱心に取り組んだとしても、そこに「キリストのからだの建て上げ」という、イエス様から与えられている一つのゴールを持っていなければ、たくさんの木材・建材を用意したけれども、それらがバラバラに放置されている建築現場のようになってしまいます。「伝道」や「宣教」によって準備された建材は、それらが組み合わされて、建物にされなければ、使命を全うしたことにならないのです。
ローマ人への手紙の12章に、私たちがイエス様から与えられている使命がどのように全うされ、キリストのからだが建て上げられているのかを見ることができるのです。そして、わたしたちクリスチャンにとって重要なことは、私たちがイエス様から与えられている宿題(使命)に忠実に取り組んでいるのか、そして、その取り組みのゴールはキリストのからだの建て上げであることをはっきりと理解していることなのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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