デイリーディボーション 5月12日(金)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 5月12日(金)

2023年5月12日(金)
【今日のみことば】 ローマ人への手紙 12章14-16節 14あなたがたを迫害する者を祝福しなさい。祝福すべきであって、のろってはいけません。15喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい。16互いに一つ心になり、高ぶった思いを持たず、かえって身分の低い者に順応しなさい。自分こそ知者だなどと思ってはいけません。
①キリストが求める教会の姿を見る その2 今日の個所にも、イエス様が求めている教会の姿が描かれています。昨日も学びましたが、これは理想的な教会の姿などではなく、私たちに与えられている使命なのです。地上において、パウロが教えているような教会を建て上げ、主にある兄弟姉妹と互いに愛し合い、心を一つにしてイエス様の再臨を待ち望むことが、私たちイエス・キリストを信じる者に与えられている使命なのです。
繰り返しになりますが、これらの個所は私たちにとっての「オプション・選択肢の一つ」ではないのです。個人的に罪が赦されること、個人的に救われること、個人的に永遠のいのちの約束を頂くこと、個人的に祝福を受けることが自分にとって重要だけれども、教会が健全なキリストのからだとして建て上げられることこそがイエス様から与えられている重要な使命であると理解しているクリスチャンが少ないのです。そして、このことからイエス様の福音、イエス様のみことばが、個人主義的な価値観によって勝手に解釈され、捻じ曲げられてしまったことが分かるのです。
ですから、私たちすべてのクリスチャンは聖書のみことばに立ち返る必要があるのです。なぜなら、私たちが来るべき時にイエス様とお会いする時に、与えられている使命について説明をしなければならないからです。つまり、私たちがイエス様の使命を全うすることに熱心であったのか、自分のことばかりに熱心であったのかが問われる時が来るということです。
その時、自分がプロテスタントであったのか、カトリックだったのか、正教徒であったのか、福音主義であったのか、自由主義であったのか、どの教会のメンバーだったのかなどということは大きな意味を持たないのです。問われるのは、私たちがイエス・キリストのしもべとして、与えられた使命に忠実であったか否かなのです。
そして「あなたは忠実でしたね。」という一言で、私たちの地上でのすべての患難は慰めと喜びに変わるのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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