デイリーディボーション 5月16日(水)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 5月16日(水)

2018年5月16日(水)

【通読】
ローマ人への手紙 15:13-15
13どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。14私の兄弟たちよ。あなたがた自身が善意にあふれ、すべての知恵に満たされ、また互いに訓戒し合うことができることを、この私は確信しています。15ただ私が所々、かなり大胆に書いたのは、あなたがたにもう一度思い起こしてもらうためでした。

【ポイント】
①「信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし」とは?
文脈から、この「喜び」と「平和」の具体的な理由を考えてみましょう。5-6節を再度確認してみましょう。「5どうか、忍耐と励ましの神が、あなたがたを、キリスト・イエスにふさわしく、互いに同じ思いを持つようにしてくださいますように。6それは、あなたがたが、心を一つにし、声を合わせて、私たちの主イエス・キリストの父なる神をほめたたえるためです。」そうですね。イエス・キリストの「互いに愛し合いなさい。」という命令が実践される時に、教会には「喜び」や「平和」という実を結ぶのです。

②「聖霊の力による望み」とは?
同じように2-4節を見てみましょう。「2私たちはひとりひとり、隣人を喜ばせ、その徳を高め、その人の益となるようにすべきです。3キリストでさえ、ご自身を喜ばせることはなさらなかったのです。むしろ、『あなたをそしる人々のそしりは、わたしの上にふりかかった』と書いてあるとおりです。4昔書かれたものは、すべて私たちを教えるために書かれたのです。それは、聖書の与える忍耐と励ましによって、希望を持たせるためなのです。」

③パウロの願いは教会の成長
パウロの使命、そして教会に対する切なる願いを14節に見ることができます。「14私の兄弟たちよ。あなたがた自身が善意にあふれ、すべての知恵に満たされ、また互いに訓戒し合うことができることを、この私は確信しています。」パウロは、ローマの教会のメンバーがパウロを頼ることなく、自分たちの力で自分たちの問題を解決することができるはずであると信じていることが分かります。事実、これまで確認してきたローマ教会内でも不和の問題は、メンバー一人ひとりが心を砕き、「善意」と「知恵」をもって、前向きな姿勢で互いに「訓戒し合う」こと以外に解決の方法はないわけです。

聖霊は、私たちの意志や思いを無視して、魔法をかけるように私たちの心を操作することはありません。聖霊は常に私たちが真理に沿って行動するように、「促し」「導きを」を与えられます。大切なことは、私たちが聖霊からの促しに従うことです。時には、主の御名によって、赦したくない人を赦し、受け入れたくない人を受け入れることが求められるのです。しかし、私たちが聖霊の導きに従う時に、御霊の実が結び、私たち、そしてキリストのからだである教会が成長するのです。これこそが、パウロの願いであり、神様のみこころなのです。

ライフチャーチ
大谷信道


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