デイリーディボーション 5月7日(火)

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デイリーディボーション 5月7日(火)

2019年5月7日(火)
マルコによる福音書 5:25-29 25ところで、十二年の間長血をわずらっている女がいた。26この女は多くの医者からひどいめに会わされて、自分の持ち物をみな使い果たしてしまったが、何のかいもなく、かえって悪くなる一方であった。27彼女は、イエスのことを耳にして、群衆の中に紛れ込み、うしろから、イエスの着物にさわった。28「お着物にさわることでもできれば、きっと直る」と考えていたからである。29すると、すぐに、血の源がかれて、ひどい痛みが直ったことを、からだに感じた。
【ポイント】 ①行動するときに信仰が働く ーその2ー 今日の女性も「行動する」人でした。残念ながら、彼女は行動の結果、悪い医者から全財産を巻き取られてしまうという目に遭ってしまいました(26節)。しかし、人間的な努力をすべて行い尽くした結果、彼女は真の癒やし主との出会いに導かれました。そして、その導きは「お着物にさわることでもできれば、きっと直る」という信仰への導きだったのです(28節)。
もちろん、この箇所の最も重要なポイントは「イエス様の力」です。イエス様は、その着物に触れるだけ、で難病を癒す力をお持ちであるり、そしてその癒やしの力は、イエス様が神の御子である証拠であるのです。
しかし、同様に大切なポイントは、この出来事はイエス様がイニシアティブを発揮されたのではなく、この女性の積極的な行動と、彼女を突き動かした「信仰」によって物事が動いたということです。律法では、婦人病が原因の出血を起こしている女性は「汚れた者」として、人々はその体だけでなく、女性の座った床、寝床にすら触れてはならないと教えられています(レビ記15章)。ですから、彼女が人混みの中に出ていくことは、ユダヤ人的には大迷惑だったのです。彼女はそのことを百も承知の上で、勇気を振り絞ってイエス様のところにきたのです。「信仰」と「行動(勇気)」が共に働くときに、神様がみこころ行われることを知ることができるのです。
この女性の勇気ある行動と信仰によって彼女は癒やされるわけですが、先に述べたように、イエス様の最終的な目的は病気位の癒やしではありません。その点については、明日学びましょう。
ライフチャーチ 大谷信道


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