デイリーディボーション 6月10日(木)

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デイリーディボーション 6月10日(木)

2021年6月10日(木)
マタイの福音書 5:5-7 5柔和な者は幸いです。その人たちは地を受け継ぐから。6義に飢え渇く者は幸いです。その人たちは満ち足りるから。7あわれみ深い者は幸いです。その人たちはあわれみを受けるから。
【ポイント】 ①律法ではなく、神様の愛への応答 「柔和さ」「義への飢え渇き」「あわれみ深さ」の意味は、辞書でしらべても完全には理解できません。もちろん、旧約聖書からそれぞれのことばの意味を学ぶことが第一なのですが、私たちはもっと手っ取り早い学び方があります。それは、イエス様の生き様から知ることができます。つまり、福音書からイエス様の生き様を深く学び、イエス様に倣う者として歩んでいくときに、私たちはこれらの性質を持つ者へと変えられて行くのです。
それは、別の言い方をすれば神様を愛するということにもなります。神様の愛、あわれみ、恵み、赦しなどを知れば知るほど、それらを受けている私たちは、同じものをもって神様に応答したくなるのが自然なことなのです。良心から深い愛情をうけて育った子どもが、命令としてではなく、愛の応答として、ごく自然なこととして、親や周りの人たちを愛するようになるのと同じです。
ここではイエス様はユダヤ人に語っているわけですので、「柔和さ」「義への飢え渇き」「あわれみ深さ」を実践しているユダヤ人がいれば、その人は宗教の教え(律法の実践)としてではなく、神様への愛の現れであると感じているわけです。反対の性質が現れているとすれば、そのユダヤ人の信仰は口先だけ、形だけであって、そのうちに純粋な神様への愛がないことが分かるわけです。そして、神様への純粋な愛を持っているのもは、かならずその報いを受けることができることを約束されたのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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