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2020年6月10日(水)
テトスへの手紙 3:3-5 3私たちも以前は、愚かな者であり、不従順で、迷った者であり、いろいろな欲情と快楽の奴隷になり、悪意とねたみの中に生活し、憎まれ者であり、互いに憎み合う者でした。4しかし、私たちの救い主なる神のいつくしみと人への愛とが現われたとき、5神は、私たちが行なった義のわざによってではなく、ご自分のあわれみのゆえに、聖霊による、新生と更新との洗いをもって私たちを救ってくださいました。
【ポイント】 ①新しい生活様式を身に着ける 日曜日の礼拝でも繰り返し確認しているポイントですね。目に見えないコロナウイルスと共存していくため(感染することなく生活を続けるため)には、コロナウイルスが蔓延していなかったときの生活様式を改め、新しい生活様式が必要であることはご存知だと思います。しかし、新しい生活様式を受け入れ、慣れ、継続していくためには多くの努力が必要であることを多くの人が経験していることでしょう。以前の生活様式のほうが楽ですから、私たちは楽なほうへと簡単に流されてしまうのです。
信仰生活もこれと大変似たところがあります。もちろん、イエス様を信じた後の生活のほうが、精神的な自由さ、楽さを感じている人がたくさんいると思いますが、一方で、聖書のみことばに従って生きる生活に息苦しさや辛さを覚える人もいることでしょう。特に、聖霊の働きによって、罪に対して敏感になりますから、自分の罪深さをより強く認識できるようになると、自分が以前よりダメな人間になってしまったように感じたり、信仰がなくなってしまったように感じることもあるでしょう。そうすると、クリスチャンになる前の生活のほうが良かったと感じるようになり、古い生活に戻ってしまう人もいるのです。
ですから、私たちクリスチャンは、古い生き方がいかに良くない実を結ぶものであったのかを常に思い出し、罪に支配される古い生き方を意識的に捨て去り、聖霊(神様)の導きに身を委ねるという新しい生き方を続けていくことが大切なのです。自分の罪深さに気づき気持ちが重くなってしまうときに、自分の罪深さを自分でさばきたくなってしまうときに、イエス様の血によって私たちの罪はすでに清められ、私たちの罪が問われることが無いという、目に見えない霊的な現実を繰り返し確認するのです。それが、福音と言う新しい生活様式の中に生きることなのです。
そして、この新しい生活様式の中心は、聖霊と共に歩むということです。つまり、神様が常に自分と共にいてくださり、自分を愛し、受け入れ、天のお父さんとして、忍耐強く自分を育ててくださっているという霊的な現実を信じることです。
天の父は、今日も変わらずにあなたのことが大好きです。あなたに愛想を尽かしたり、あなたを見放すことは絶対にないのです。この新しい生活を感謝しつつ、楽しみましょう!
ライフチャーチ 大谷信道