デイリーディボーション 6月11日(火)

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デイリーディボーション 6月11日(火)

2019年6月11日(火)
マルコによる福音書 9:10-13 10そこで彼らは、そのおことばを心に堅く留め、死人の中からよみがえると言われたことはどういう意味かを論じ合った。11彼らはイエスに尋ねて言った。「律法学者たちは、まずエリヤが来るはずだと言っていますが、それはなぜでしょうか。」12イエスは言われた。「エリヤがまず来て、すべてのことを立て直します。では、人の子について、多くの苦しみを受け、さげすまれると書いてあるのは、どうしてなのですか。13しかし、あなたがたに告げます。エリヤはもう来たのです。そして人々は、彼について書いてあるとおりに、好き勝手なことを彼にしたのです。」
【ポイント】 ①イエス様はエリヤ以上の方 今日の箇所から律法学者はメシアは「エリヤ」のような預言者であると信じていたことが分かります。しかし、イエス様は「メシア」=「エリヤ」ではないということを弟子たちの教えようとしているのです。その一番のレッスンは「イエスの変容」でした。そこには、イエス様、エリヤ、モーセがいました。つまり、イエス様、この三者は別物であること、さらに、「これは、わたしの愛する子である。彼の言うことを聞きなさい」という声によって、三者の中で最も優れた者はイエス様であること弟子たちに見せられたのです。
とはいえ、イエス様はエリヤの再来を否定しているわけでもありません。イエス様はバプテスマのヨハネこそがエリヤの再来であると教えられています。「あなたがたが進んで受け入れるなら、実はこの人(バプテスマのヨハネ)こそ、きたるべきエリヤなのです。」(マタイ11:14)確かに、ヨハネの福音書には、バプテスマのヨハネが自分はエリヤではないと断言している箇所があります。「また、彼らは聞いた。『では、いったい何ですか。あなたはエリヤですか。』彼は言った。『そうではありません。』『あなたはあの預言者ですか』彼は答えた。『違います』」(ヨハネ1:21)しかし、真のメシアであるイエス様の啓示が正しいのです。
このような質疑応答を通して、弟子たちは少しずつイエス様何者であるのかを学んでいったのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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