誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。
2020年6月13日(土)
テトスへの手紙 3:12-15 12私がアルテマスかテキコをあなたのもとに送ったら、あなたは、何としてでも、ニコポリにいる私のところに来てください。私はそこで冬を過ごすことに決めています。13ぜひとも、律法学者ゼナスとアポロとが旅に出られるようにし、彼らが不自由しないように世話をしてあげなさい。14私たち一同も、なくてならないもののために、正しい仕事に励むように教えられなければなりません。それは、実を結ばない者にならないためです。15私といっしょにいる者たち一同が、あなたによろしくと言っています。私たちの信仰の友である人々に、よろしく言ってください。恵みが、あなたがたすべてとともにありますように。
【ポイント】 ①パウロのチームワークから学ぶ 今日の個所からは、パウロを中心として多くの人々がチームとして福音宣教、教会形成に関わっていることが分かります。つまり、彼らはチームワークを発揮し、組織的、戦略的に伝道を行っていたということです。しかし、言うまでもなく、彼らの目標は「きちんとした組織」を作ることではありません。限られた人数の中で、一人でお多くの人のをキリストのへの信仰に導くために、一つでも多くの教会がキリストのからだとして健康に建て上げられて行くために、そして、教会に集まる一人ひとりがみことばと聖霊の導きによって整えられ、パウロ達からバトンを受け取り、新たな地域での伝道、教会形成に励んでいくためには、良いチームワークが不可欠だったのでしょう。
あなたは、福音宣教、教会形成の働きのためのチームメンバーだという自覚はあるでしょうか。私たち牧師は、牧会の目標として、伝道、教会形成のためのチームを作るという意識を持っているでしょうか。ここに、現代の教会の問題があるのです。現代の多くの教会は「チームメンバーの集まり」ではなく、「サービス提供者と客」という姿に陥っていることはないでしょうか。私自身もその取り組みの不十分さを反省している点でもあります。
私たちは、神の国の拡大のために召されていることを常に覚えていなければなりません。そして、私たちの教会は、その使命が与えられている者の集まりであり、チームであるということも忘れてはならないのです。自分がチームメンバーであるという強い意識は、あなたの教会生活、家庭生活を大きく変えることになります。神の国の拡大の観客でも、傍観者でもなくなるからです。
ライフチャーチ 大谷信道