誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。
2020年6月16日(火)
へブル人への手紙 1:2 2この終わりの時には、御子によって、私たちに語られました。神は、御子を万物の相続者とし、また御子によって世界を造られました。
【ポイント】 ①「神は愛である」で満足できないと・・・ 聖書は唯一で真の神様についての啓示です。神様は、ご自分について、人間が分かることばで、人間を通して語られたのです。その最終的な啓示は御子、イエス・キリストなのです。自分中心の信仰に陥ってしまっている人は、イエス様のことばを「教え」と捉え、自分にとって有益な教えをイエス様のみことばの中に探そうとします。もちろん、イエス様のみことばには大切な教えがたくさん含まれています。しかし、今日の個所では、イエス様は神の啓示であり、神ご自身(創造主)であると告白されています。ヨハネの福音書の1章にも、同じことが記されています。「1初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。2この方は、初めに神とともにおられた。3すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。」
神様の最終的な啓示であるイエス・キリストによって明らかにされた「神様についてのことがら」は何でしょうか。イエス様以前にはすべての人に知らされてなかったけれども、イエス様を通してすべての人が知ることになった神様についての新しい情報は何だったでしょうか。それは「神様のすべての人への愛」です。別の言い方では「恵み」です。つまり、神様はあなたを愛しているということ、あなたを100%受け入れてくださっているということです。そして、神様は、ユダヤ人であろうが、異邦人であろうが、どのような罪を犯したものであろうが、神様の愛を知り、受け取り、神様を愛したいと思う人を拒絶することはなく、その愛に応えて、自分の子どもとしてくださることです。
ここで重要なことは、私たち人間は神様の完全な愛によってのみ「満足」や「平安」が得られるように造られているということです。神様との愛の関係を知らずに生きる人は、永遠の渇き、永遠の不満、永遠の不安、永遠の孤独の中に生きることになります。
さらに、重要なことは、多くのクリスチャンが「神様の愛」で満足できていないことです。または「神様の愛」以外のもので心を満たそうとすることを止められないことです。場合によっては、肉的な欲求を満たすために神様を利用しているような信仰に陥ってしまっているクリスチャンもいることでしょう。
繰り返しになりますが、私たち人間は神様の愛以外で心が満たされることはありません。この事実に気が付いた人にとっては、イエス様の福音は紛れもない「良い知らせ」になるはずです。
あなたは、イエス様の愛では不十分ですか?それとも、すでにイエス様の愛で満ち足りる人生を歩み始めていますか?
ライフチャーチ 大谷信道