デイリーディボーション 6月24日(月)

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デイリーディボーション 6月24日(月)

2019年6月24日(月)
マルコによる福音書 10:32‐34 32さて、一行は、エルサレムに上る途中にあった。イエスは先頭に立って歩いて行かれた。弟子たちは驚き、また、あとについて行く者たちは恐れを覚えた。すると、イエスは再び十二弟子をそばに呼んで、ご自分に起ころうとしていることを、話し始められた。33「さあ、これから、わたしたちはエルサレムに向かって行きます。人の子は、祭司長、律法学者たちに引き渡されるのです。彼らは、人の子を死刑に定め、そして、異邦人に引き渡します。34すると彼らはあざけり、つばきをかけ、むち打ち、ついに殺します。しかし、人の子は三日の後に、よみがえります。」
【ポイント】 ①弟子たちの驚きと恐れ イエス様の3回目の苦難の予告です。1回目の予告でイエス様は「それから、人の子は必ず多くの苦しみを受け、長老、祭司長、律法学者たちに捨てられ、殺され、三日の後によみがえらなければならないと、弟子たちに教え始められた。」(8:31)と言われました。「長老」「祭司長」ということばから、弟子たちは事件はエルサレムで起こると理解していたはずです。ですから、イエス様がエルサレムを目指して進んでいることに、弟子たちが驚きと恐れを覚えていたこと記されているのです(32節)。2回目の予告を聞いた後の弟子たちの反応は「しかし、弟子たちは、このみことばが理解できなかった。また、イエスに尋ねるのを恐れていた。」(9:32)と、イエス様の苦難、死、復活という未来の現実を受け入れようとしない弟子たちの姿が記録されています。おそらく、今日の箇所でも同じ状況になっていたのでしょう。「なぜエルサレムに向かっているのですか?」という質問をする者は誰もいなかったのです。
その状況を理解していたイエス様は、再度ご自分の苦難について、逮捕、異邦人(ローマ人)による裁判、死刑という極めて具体的な説明をされたのです。
弟子たちは何を感じ、何を考えたでしょうか。自分が弟子の一人だったとしたら、どうでしょうか? 実際の弟子たちの興味深い反応については、明日の箇所で学びます。
ライフチャーチ 大谷信道


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