デイリーディボーション 6月28日(木)

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デイリーディボーション 6月28日(木)

2018年6月28日(木)

コリント人への手紙 第一 4:14-15
14私がこう書くのは、あなたがたをはずかしめるためではなく、愛する私の子どもとして、さとすためです。15たといあなたがたに、キリストにある養育係が一万人あろうとも、父は多くあるはずがありません。この私が福音によって、キリスト・イエスにあって、あなたがたを生んだのです。

【ポイント】
①伝道者パウロの「信仰の父」としての責任
パウロは皮肉まで混じえながらコリント教会のメンバーを教えている理由を「あなたがたをはずかしめるためではなく、愛する私の子どもとして、さとすため」と説明し、さらに、コリント教会のメンバーに対して負っている責任について「この私が福音によって、キリスト・イエスにあって、あなたがたを生んだのです。」と説明しています。

もしかすると、このパウロの愛と責任は、コリント教会のメンバーのある人達にとっては「余計なお世話」だったかもしれません。しかし、パウロが単にイエス・キリストの福音を伝え、コリントの人々を信仰に導いただけでなく、「信仰の父」として彼らが成長し、教会を形成していくところまで責任を負っている点は極めて重要です。今日のパウロの発言から、パウロは「巡回伝道者」ではなく、各地の教会の「教会開拓・教会形成者」であることが分かるのです。

パウロの伝道者としてのあり方は、現代の伝道者の模範となるべき姿です。というのも、私たちは「伝道者のあり方」についても「聖書」から学んでいくことが大切だからです。そもそも、パウロ自身がピリピ人への手紙3章17節では「17兄弟たち。私を見ならう者になってください。また、あなたがたと同じように私たちを手本として歩んでいる人たちに、目を留めてください。」と教えているからです。

実は明日の16節でも「ですから、私はあなたがたに勧めます。どうか、私にならう者となってください。」と記されています。「パウロに倣う」という点については明日詳しく学びます。今日は、パウロが自分の働きについて、イエス様から与えられている責任についてどのように理解しているのかを、しっかりと把握しておきましょう。

ライフチャーチ
大谷信道


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