デイリーディボーション 6月30日(火)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 6月30日(火)

2020年6月30日(火)
へブル人への手紙 2:16-17 16主は御使いたちを助けるのではなく、確かに、アブラハムの子孫を助けてくださるのです。17そういうわけで、神のことについて、あわれみ深い、忠実な大祭司となるため、主はすべての点で兄弟たちと同じようにならなければなりませんでした。それは民の罪のために、なだめがなされるためなのです。
【ポイント】 ①大祭司であるイエス・キリスト以外のすべてを神様との関係から退ける。 今日の個所から、イエス様は「あわれみ深い、忠実な大祭司」となってくださったことが分かります。この事実(真理)から導き出される私たちクリスチャンの生き方の1番目のポイントです。これまで学んできたように、マリア、天使、聖人はもとより、自分の教会の牧師、尊敬する牧師なども、天の父と自分、イエス様と自分の関係の間に入れたり、三角関係を築いたりしてはならないのです。
私たち人間は身近な者、手軽なものに、ひと時の安らぎ、慰めを求めてしまう愚かな性質を持っています。つまり、教会では牧師やリーダーに優しくしてもらうと、それらの人々との親密な関係によって、平安や慰めを求めたくなるという傾向が誰にでもあるということです。しかし、大祭司であるイエス様と築くべき関係を、身近な人と手軽に持とうとすることは、大変危険であることを私たちクリスチャンは知らなくてはなりません。このような関係性を結婚生活、男女関係に当てはめてみたら、「不倫」「あそび」となってしまうような不道徳行為だからです。
問題の原因を牧師が作っていることも少なくありません。多くの牧師は信徒からの尊敬や信頼を得るために一生懸命頑張ります。しかし、牧師の中には、信徒の自分の関係が深まることに喜びや安心を覚える人がいます。しかし、もしその行為が、信徒が天の父、イエス様との関係を築く邪魔することになっているとしたら、その働きは神様に対して極めて不忠実な者になってしまいます。私たち牧師が本当に喜ぶべきことは、自分の教会のメンバーが天の父(イエス様)だけとの愛の関係を築くことなのではないでしょうか。
これが、私たちがイエス・キリストを大祭司として受け入れる時に明らかになる、私たちの信仰生活の「健全さ」と「不健全さ」なのです。このように聖書を学ぶときに、私たちは「良いもの」と「悪いもの」をはっきりと見分ける力が、みことばと聖霊の働きによって与えられるのです。
ライフチャーチ 大谷 信道


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