デイリーディボーション 7月1日(水)

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デイリーディボーション 7月1日(水)

2015年7月1日(水)

【通読】
2テサロニケ 3:3
3しかし、主は真実な方ですから、あなたがたを強くし、悪い者から守ってくださいます。

【ポイント】
①主は私たちの信仰(信頼)を守ってくださる
人間の心(感情・気分)は変わりやすいものです。そして、多くの人が、感情や気分の変化に翻弄されたり、支配されたりして生きています。つまり、自分にとって良いことがあれば、気分が良く、自分にとって嫌なことがあれば、気分が悪いという日々を過ごしているのです。それは、自分の人生の幸せを置かれている環境や、その日の気分に決定させている事になります。しかし、自分の人生の幸せをそのような、変わりやすいものに支配させることを許してはならないのです。何が起こっても、どっしりと構え、揺らされることなく、平安の中を歩む生き方を真剣に求める必要があるのです。

それでは、常に問題や、ストレスの原因が存在する世の中で、私たちが揺らされることなく、安定して生きて行くためにはどうしたら良いのでしょうか。その答えは明確です。「愛」なのです。おそらく、心理学者も、精神科医も、この答えに反対する人はいないでしょう。私の個人的な経験からも、「愛」以上に精神安定の効果が高く、持続性があるものは、この世に存在しないと確信しています。神様はその愛をもって私たちを愛し、守り、どのような状況においても感謝や平安を持つことができるように導いてくださるのです。これは、本当にすごいことなのです。

この愛の守りを受けることができるのか否かは、私たちにかかっています。実は、素直に愛を受ける取るということは、思っているよりも簡単なことではありません。残念ながら、親から十分に愛を受けることができなかった人は、「愛」を信じることができない場合があります。何があっても最後の最後まで自分を見捨てず、自分にがっかりせず、最後まで受け入れ続けてくれる存在があることを信じられないのです。ですから、私たちは、繰り返し、繰り返し神様の愛、赦しを確認し、「何があっても神様が私を愛してくれているのだから大丈夫」という、聖書の真理を信じ続けることが大切なのです。神様は絶対に私たちを裏切りません、見放しません、最後の最後まで赦し続け、受け入れ続けてくださるのです。それが、「主は真実な方ですから」というパウロのことばが意味していることなのです。

神様の真実な愛を信じ続けましょう。疑いを覚える時こそ、イエス様の十字架の姿を思い出しましょう。

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。」ヨハネ3:16a

【今週のメッセージ】
「みことばを上手に実践する」
ヤコブ2:14-17
14私の兄弟たち。だれかが自分には信仰があると言っても、その人に行ないがないなら、何の役に立ちましょう。そのような信仰がその人を救うことができるでしょうか。15もし、兄弟また姉妹のだれかが、着る物がなく、また、毎日の食べ物にもこと欠いているようなときに16あなたがたのうちだれかが、その人たちに、「安心して行きなさい。暖かになり、十分に食べなさい」と言っても、もしからだに必要な物を与えないなら、何の役に立つでしょう。17それと同じように、信仰も、もし行ないがなかったなら、それだけでは、死んだものです。

みことばの実践の最高の場所は「日曜日の礼拝」と「スモールグループ」です。
そして、実践すベき、みことばイエス様が要約してくださっています。

マタイ22:37-40
37そこで、イエスは彼に言われた。「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』 38これがたいせつな第一の戒めです。 39『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』という第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。40律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。」

「神を愛する」ことの第一歩は、神様への愛を表現することです。つまり、神様をほめたたえることです。大好きな人の名前を呼びたくなるはごく自然なことです。神様の名を呼ぶのもそれと同じで、とても自然なことなのです。その行為は「礼拝」と呼ばれます。礼拝は儀式ではありません。私たちが神様の愛に動かされ、主の名を呼び、ほめことば、感謝を口にすることが礼拝の本質なのです。その最高の実践の場の一つが日曜日の礼拝なのです。

「互いに愛し合う」ことの第一歩は、愛し合うべき人と時間を共有することです。そこで、互いに語り合い、聴き合い、祈り合うことが大切なのです。その最高の場所がスモールグループです。ただ、このグループは友だちとの集まりと大きく違う点があります。それは、キリストを愛する者の集まりであるということです。ですから、その中心はキリストであり、キリストのことばとなるのです。一人ひとりが、キリストのみことばに忠実に従うことができているのか、確認する場であり、互いに励まし合う場所でもあるのです。

さらに、スモールグループの中での「みことばの分かち合い」は、日曜日のメッセージやディボーションで与えられている聖書の箇所を日々の生活に当てはめ、実践していく上でも重要なものとなります。メッセージを聞いて、頭で理解したり、感激して終わってしまう人が多くいます。私もかつてはそうでした。しかし、下手をすると次の日には、その週のみことばどの箇所であったかも忘れてしまっているのです。これでは、ヤコブ1章22節にある「ただ聞くだけの者」となってしまいます。そして、今週の箇所にある通り、聞くだけでは私たちの信仰を死んだものになってしまうのです。

今週のメッセージの具体的な適用は何でしょうか。まず、みことばの実践の最高の場であるライフグループを大切にすることです。互いに根気強く誘い合い、ライフグループをより良い分ち合い、成長の場所として整えていきましょう。まだ、ライフグループに参加していない人は、参加を考えてみましょう。スケジュールや場所の都合で既存のグループに参加できない人は、新しいグループを始めることをおすすめします。毎週集まることが理想的ですが、まずは月一回からでも集まってみましょう。

さらに、スモールグループの持ち方について学んでみましょう。自己流に陥らないためには、体系的な学びが大切です。ライフチャーチではスティーブ
グレイデン著「健康なスモールグループが教会を育てる」というテキストをベースにリーダーを中心に学びを進めていく予定です。リーダー以外でも興味がある方は、本を購入してみることをお勧めします。聖書的でバランスの良いスモールグループの姿をイメージできるようになると思います。

ライフチャーチ 牧師
大谷 信道


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