デイリーディボーション 7月10日(水)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 7月10日(水)

019年7月10日(水)
マルコの福音書 12:9 9ところで、ぶどう園の主人は、どうするでしょう。彼は戻って来て、農夫どもを打ち滅ぼし、ぶどう園をほかの人たちに与えてしまいます。
【ポイント】 ①神様の計画と与えらている使命を理解する ぶどう園の主人は、ぶどうの収穫のために農夫を選び、仕事を委ねられました。さらに、1節にあったように、主人は「垣を巡らし、酒ぶねを掘り、やぐらを建て」と収穫に必要なものはすべて準備し、農夫に与えられていました。農夫は自分で金をだして土地を買ったわけでも、苗を買ったわけでも、農場の整備するための作業も、投資も行わなかったのです。同じように、神様はイスラエルの民を選び、約束の地を用意され、彼らに与えられたのです。
そして、ぶどう園の主人が収穫を期待されました。それでは、神様は何を期待されたのでしょうか。創世記12章1-3節に明確に記されています。「1主はアブラムに仰せられた。『なたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。2そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。3あなたを祝福する者をわたしは祝福し、あなたをのろう者をわたしはのろう。地上のすべての民族は、あなたによって祝福される。』」 そうです。神様は「地上のすべての民族の祝福」のための働きをイスラエルの民に委ね、その実現を期待されていたのです。
しかし、残念ながら、イスラエルの民は自分たちの選びを誇り、祝福を自分たちだけのものと勘違いし、聖書に明確に記されている神様の計画を無視し続けててしまったのです。非常に恐ろしい話ですが、イスラエルの民がイスラエルの民である理由は、神様からの使命を帯びていることにありました。イスラエル民族が特別だったのではなく、神様からの使命が与えられていることが特別だったのです。ですから、もしイスラエルの民が使命を捨ててしまったとしたら、イスラエルの民の選びは無意味になってしまうのです。
神様はご自分の計画を必ず成し遂げる方ですから、神様はイエス・キリストを信じる私たちクリスチャンにその使命を与えられました。すべてのクリスチャンはイスラエルの民とおなじ過ちを繰り返してはなりません。自分の救い、自分の罪の赦し、自分の祝福ばかりを考えていたとしたら、イスラエルの民の全く同じではありませんか。神様の選びの意味、与えられている使命について今一度しっかりと考えてみましょう。
ライフチャーチ 大谷信道


side_worship side_info