デイリーディボーション 7月16日(月)

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デイリーディボーション 7月16日(月)

2018年7月16日(月)

コリント人への手紙 第一 7:8-11
8次に、結婚していない男とやもめの女に言いますが、私のようにしていられるなら、それがよいのです。9しかし、もし自制することができなければ、結婚しなさい。情の燃えるよりは、結婚するほうがよいからです。10次に、すでに結婚した人々に命じます。命じるのは、私ではなく主です。妻は夫と別れてはいけません。11――もし別れたのだったら、結婚せずにいるか、それとも夫と和解するか、どちらかにしなさい――また夫は妻を離別してはいけません。

【ポイント】
①パウロの再臨に備える姿を見る
この後の29節を見るとパウロは「兄弟たちよ。私は次のことを言いたいのです。時は縮まっています。今からは、妻のある者は妻のない者のようにしていなさい。」と教えています。ここから、パウロがイエス様の再臨が間近であると認識していたことが分かります。パウロが独身者に独身でいることを勧めている理由の一つはここにあると思われます。つまり、パウロは、イエス様が再び来られ、この世が終わりを迎える日が近づいている中でわざわざ結婚という大きな事業に時間と労力を割く必要はないと考えたのでしょう。ここでのパウロの教えは「間近に迫った再臨」という前提に基づいていることを理解すると理解が深まると思います。

そういう意味では、2000年以上再臨が起きていないことを知っている私たちにとって、パウロの一つ一つの教えを自分たちにそのまま適用するべきかどうか迷ってしまうところです。この先何十年、何百年も再臨が起こらないかもしれませんし、もしかしたら明日イエス様が来られるかもしれないからです。しかし、一つ確かなことは、私たちクリスチャンは、どの時代に生きていようがイエス様の再臨への備えをし続けるべきであるということです。結婚するにしろ、しないにしろ、その全てはイエス様とお会いする時に、イエス様から「忠実なしもべ」と呼ばれるために行うのです。7章に記されているパウロの結婚等に関する教えは「イエス様の再臨のための備え」であり、この点については現代に生きる私たちの行き方についても適用すべき重要な教えであるということができるでしょう。

ライフチャーチ
大谷信道


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