デイリーディボーション 7月3日(金)

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デイリーディボーション 7月3日(金)

2015年7月3日(金)

【通読】
2テサロニケ 3:6-8
6兄弟たちよ。主イエス・キリストの御名によって命じます。締まりのない歩み方をして私たちから受けた言い伝えに従わないでいる、すべての兄弟たちから離れていなさい。7どのように私たちを見ならうべきかは、あなたがた自身が知っているのです。あなたがたのところで、私たちは締まりのないことはしなかったし、8人のパンをただで食べることもしませんでした。かえって、あなたがたのだれにも負担をかけまいとして、昼も夜も労苦しながら働き続けました。

【ポイント】
①愛ゆえの優しさと厳しさを実践する
愛を実践する時に、私たちは相手にどこまで仕え、与えることができるのかを考えるのと同時に、相手にどこまで厳しくなれるのかということも考える必要があります。子育てや部下の教育を思い浮かべるとわかりやすいですね。相手を成長へと導くためには、ただ、耳障りの良いことばをかけたり、相手の意思を尊重するだけではダメな場合が多々あるからです。もし、愛する人が道をはずれてしまっているのを目にしたら、そのことを指摘したり、元の道に戻るように働き変える必要が出てくるからです。反発されて、自分が傷つくことを恐れ、相手の間違いを指摘しなければ、自分は嫌な思いをしないで住むかもしれませんが、相手はさらに主の道から離れてしまうことになるでしょう。それでは、相手を愛し、相手の徳を高めることにはならないのです。

ですから、パウロが命令しているように、どうしても言うことを聞かない人がいたとしたら、心を鬼にしてその人たちを突き放し、彼らが自分の間違いに気がつくように促すことも、相手に対する愛の実践でもあるのです。愛の実践として、優しさと厳しさの両方をバランスよく、真心をもって実践して行きましょう。

1テサロニケ5章
14兄弟たち。あなたがたに勧告します。気ままな者を戒め、小心な者を励まし、弱い者を助け、すべての人に対して寛容でありなさい15だれも悪をもって悪に報いないように気をつけ、お互いの間で、またすべての人に対して、いつも善を行なうよう務めなさい。

【今週のメッセージ】
「みことばを上手に実践する」
ヤコブ2:14-17
14私の兄弟たち。だれかが自分には信仰があると言っても、その人に行ないがないなら、何の役に立ちましょう。そのような信仰がその人を救うことができるでしょうか。15もし、兄弟また姉妹のだれかが、着る物がなく、また、毎日の食べ物にもこと欠いているようなときに16あなたがたのうちだれかが、その人たちに、「安心して行きなさい。暖かになり、十分に食べなさい」と言っても、もしからだに必要な物を与えないなら、何の役に立つでしょう。17それと同じように、信仰も、もし行ないがなかったなら、それだけでは、死んだものです。

みことばの実践の最高の場所は「日曜日の礼拝」と「スモールグループ」です。
そして、実践すベき、みことばイエス様が要約してくださっています。

マタイ22:37-40
37そこで、イエスは彼に言われた。「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』 38これがたいせつな第一の戒めです。 39『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』という第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。40律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです。」

「神を愛する」ことの第一歩は、神様への愛を表現することです。つまり、神様をほめたたえることです。大好きな人の名前を呼びたくなるはごく自然なことです。神様の名を呼ぶのもそれと同じで、とても自然なことなのです。その行為は「礼拝」と呼ばれます。礼拝は儀式ではありません。私たちが神様の愛に動かされ、主の名を呼び、ほめことば、感謝を口にすることが礼拝の本質なのです。その最高の実践の場の一つが日曜日の礼拝なのです。

「互いに愛し合う」ことの第一歩は、愛し合うべき人と時間を共有することです。そこで、互いに語り合い、聴き合い、祈り合うことが大切なのです。その最高の場所がスモールグループです。ただ、このグループは友だちとの集まりと大きく違う点があります。それは、キリストを愛する者の集まりであるということです。ですから、その中心はキリストであり、キリストのことばとなるのです。一人ひとりが、キリストのみことばに忠実に従うことができているのか、確認する場であり、互いに励まし合う場所でもあるのです。

さらに、スモールグループの中での「みことばの分かち合い」は、日曜日のメッセージやディボーションで与えられている聖書の箇所を日々の生活に当てはめ、実践していく上でも重要なものとなります。メッセージを聞いて、頭で理解したり、感激して終わってしまう人が多くいます。私もかつてはそうでした。しかし、下手をすると次の日には、その週のみことばどの箇所であったかも忘れてしまっているのです。これでは、ヤコブ1章22節にある「ただ聞くだけの者」となってしまいます。そして、今週の箇所にある通り、聞くだけでは私たちの信仰を死んだものになってしまうのです。

今週のメッセージの具体的な適用は何でしょうか。まず、みことばの実践の最高の場であるライフグループを大切にすることです。互いに根気強く誘い合い、ライフグループをより良い分ち合い、成長の場所として整えていきましょう。まだ、ライフグループに参加していない人は、参加を考えてみましょう。スケジュールや場所の都合で既存のグループに参加できない人は、新しいグループを始めることをおすすめします。毎週集まることが理想的ですが、まずは月一回からでも集まってみましょう。

さらに、スモールグループの持ち方について学んでみましょう。自己流に陥らないためには、体系的な学びが大切です。ライフチャーチではスティーブ
グレイデン著「健康なスモールグループが教会を育てる」というテキストをベースにリーダーを中心に学びを進めていく予定です。リーダー以外でも興味がある方は、本を購入してみることをお勧めします。聖書的でバランスの良いスモールグループの姿をイメージできるようになると思います。

ライフチャーチ 牧師
大谷 信道


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