デイリーディボーション 7月31日(月)

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デイリーディボーション 7月31日(月)

2017年7月31日(月)

【通読】
マタイの福音書 13:33
33イエスは、また別のたとえを話された。「天の御国は、パン種のようなものです。女が、パン種を取って、三サトンの粉の中に入れると、全体がふくらんで来ます。」

【ポイント】
①天の御国の「量」
「3サトン」とは「約22リットル」だそうです。22リットルの小麦粉は約13キログラムで、食パンだと55斤分ぐらいになるようです。つまり、この例え話は本の少量の「パン種(イースト菌)」が大量の小麦粉を膨らませることができるというものなのです。イエス様があえて大量の小麦粉をたとえに用いたことから、「小麦粉」は「この世の人々」で、「パン種」は福音を語るイエス様、弟子たちであると思われます。少人数の人々が多くの人々を救いに導くことができるというたとえなのです。つまり天の御国はパン生地が発酵して膨らむように、拡大するという視覚的なイメージを提示されたのです。実際、世界中のクリスチャンの人数と、イエス様の最初の弟子たちの人数を比較すれば、天の御国が爆発的とも言える勢いで膨張し続けていることがわかりますね。

②天の御国の「質」
天の御国とは神様の支配が実現している所です。それは、私たちの自身と表現することができます。イエス様の福音を聞き、信じた者の心の隅々、生き方の隅々にまで神様のご支配が行き渡っていくイメージとしても捉えることができます。イースト菌が発行し小麦粉を膨張させるように、イエス様の福音によって私たちの心の中で神様への愛が膨らんでいくのです。イエス様の福音を聞き、生き方が変えられ、本当の喜び、幸せを体験できるからこそ、私たちは、自分の家族や友人にイエス様の福音を伝えて行くようになるのです。

御国の拡大を考える時に、私達自身の内に福音の実が豊かに結ばれていることが重要なのです。一個人の内面に神様のご支配が浸透し、その愛が大きくなり、その人が家族や友人に福音を伝え始めるからこそ、ねずみ算式に御国が拡大していったのです。

ライフチャーチ
大谷信道


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