デイリーディボーション 7月4日(水)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 7月4日(水)

2018年7月4日(水)

コリント人への手紙 第一 5:9-11
9私は前にあなたがたに送った手紙で、不品行な者たちと交際しないようにと書きました。10それは、世の中の不品行な者、貪欲な者、略奪する者、偶像を礼拝する者と全然交際しないようにという意味ではありません。もしそうだとしたら、この世界から出て行かなければならないでしょう。11私が書いたことのほんとうの意味は、もし、兄弟と呼ばれる者で、しかも不品行な者、貪欲な者、偶像を礼拝する者、人をそしる者、酒に酔う者、略奪する者がいたなら、そのような者とはつきあってはいけない、いっしょに食事をしてもいけない、ということです。

【ポイント】
①異邦人伝道の大変さを知る
昨日の「パン種」の例えは、聖書全体に見ることができる神様の御心でもあると思います。神様は、エジプトで400年もの月日を過ごし、異法人的な価値観、習慣に大きな影響を受けてしまったイスラエルの民に律法を与えられました。それは、イスラエルの民をご自身の御心の中で「純粋培養」されたいと思われたのでしょう。イスラエルの民を良いパン種として育て、彼らの信仰が全人類に広がって行くことを望まれたのです。パン種に最初から悪い菌が混ざってしまうと、その悪い菌も増殖してしまうからです。旧約聖書に見ることができる神様の厳しさの理由は、神様がイスラエルの民がその使命を全うすることができるように、健全な群れとして育てたかったからなのです。

パウロはコリント教会のクリスチャンの中に、異邦人社会では許容されてしまうような事柄の中に神様の御心に沿わないものをたくさん見つけていたのでしょう。そして、コリント教会の中でそれらの問題が問題として取り扱われていないことに心を痛めているのです。

パウロは、問題のある教会のメンバーを教会の交わりから隔絶するように指示しています。大変厳しい指示のように思えますが、5節を見れば、それはそのような人々を単に排除するためではなく、彼らを悔い改めに導くためであることが分かります。コリント教会としては大変難しい決断と行動を迫られることになりますが、現状を放置しておくことは、教会全体、地域全体の伝道の上で後々大きな問題の原因となったことでしょう。異邦人伝道は本当に大変なのですね。

ライフチャーチ
大谷信道


side_worship side_info