デイリーディボーション 7月7日(火)

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デイリーディボーション 7月7日(火)

2020年7月7日(火)
へブル人への手紙 3:12 12兄弟たち。あなたがたの中では、だれも悪い不信仰の心になって生ける神から離れる者がないように気をつけなさい。
【ポイント】 ①出エジプトの現実から学ぶ モーセは約束に地に入れたでしょうか?答えは「ノー」ですね。民数記32書にはこのように記されています。「11『エジプトから上って来た者たちで二十歳以上の者はだれも、わたしがアブラハム、イサク、ヤコブに誓った地を見ることはできない。彼らはわたしに従い通さなかった。12ただ、ケナズ人エフネの子カレブと、ヌンの子ヨシュアは別である。彼らは主に従い通したからである。』13主の怒りはイスラエルに向かって燃え上がったのだ。それで主の目の前に悪を行なったその世代の者がみな死に絶えてしまうまで彼らを四十年の間、荒野にさまよわされた。」
エジプトで400年余りを過ごしてきたイスラエルの民は、イスラエルの民という民族としての自覚はあったかもしれませんが、恐らく、多くの部分で「エジプト化」していたと考えられます。その証拠に、モーセが山に登っている間に金の子牛を造り、拝み、犠牲までささげてしまいました。律法が与えられる前の出来事でしたが、少なくともヤコブの時代には考えられないような愚行です。
荒野での40年間のイスラエルの民の問題は、単なる律法の違反ではなく、「生ける神から離れる」ことであることが今日の個所から分かります。つまり、神様との愛の関係、信頼関係の問題であったということです。特に、エジプトを脱出した時にすでに20歳になっていた(エジプトで育った)「第一世代」の人たちが、エジプトの古い価値観を捨てることができず、主を信頼することができなかったという見方もできるわけです。
この現象は、私たちクリスチャンにとっても決して他人事ではありません。日本人としての古い宗教観、風習、習慣などと決別し、主に従い、神の国に生きる者として生きること、キリストの僕という新しいアイデンティティーをもって生きることが極めて重要なのです。実は、日本のクリスチャンも、欧米のクリスチャンも多くの失敗を犯しています。民衆信仰、神話などをベースにした宗教観がキリストの福音に入り込んでしまっている現象を数多く見ることができます。これは、間違った神様を伝えることになりますから、それは神様の前では極めて罪深い状況であることを知らなくてはならないのです。
ライフチャーチ 大谷 信道


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