デイリーディボーション 8月24日(木)

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デイリーディボーション 8月24日(木)

2017年8月24日(木)

【通読】
マタイの福音書 16:1-4
1パリサイ人やサドカイ人たちがみそばに寄って来て、イエスをためそうとして、天からのしるしを見せてくださいと頼んだ。2しかし、イエスは彼らに答えて言われた。「あなたがたは、夕方には、『夕焼けだから晴れる』と言うし、3朝には、『朝焼けでどんよりしているから、きょうは荒れ模様だ』と言う。そんなによく、空模様の見分け方を知っていながら、なぜ時のしるしを見分けることができないのですか。4悪い、姦淫の時代はしるしを求めています。しかし、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられません。」そう言って、イエスは彼らを残して去って行かれた。

【ポイント】
①「悪い、姦淫の時代はしるしを求める」とは?
イエス様は既に数々の「しるし(奇跡)」を行われてきました。それらの「しるし」は、イエス様がメシアであることを明白に示しているわけですが、ユダヤ人たちはそれを認めようとしなかったのです。にもかかわらず、人々はイエス様に更なる「しるし」を求め、「天からのしるしを見せてください」と求めてきたのです。

イエス様はユダヤ人たちに何十、何百の「しるし」を見せたとしても、イエス様を信じないことをご存知でした。つまり、問題は「しるし」の数が少ないことではなく、ユダヤ人の心の頑なさにあったのです。それが、イエス様の「悪い、姦淫の時代はしるしを求める」ということばの意味なのです。人々がメシアである証拠として「しるし」を求めるのはある意味自然なことです。しかし、信じようとしない人は、「しるし」が不十分であるということを言い訳にして、イエス様をメシアと信じようとしないのです。

②現代も「悪い、姦淫の時代」
もし、神様が、例えば「ウルトラマン」のような形で地上に現れたら、どのようなことが起こるでしょうか。誰の目にも神様の存在、力が明らかに示されたとしたら、人々はどのような反応を示すでしょうか。

一つ明らかなことは、全人類は神様の存在を認めるということです。神様が存在するか否かという議論は消滅してしまうわけです。

しかし、神様の存在を認めた人は、神様を100%信頼し、忠実に従い続ける人生に切り替えるでしょうか。残念ながらそうではないでしょう。「しるし」は神様の存在を認めることには役立ちますが、本当の意味での「信仰」は別物なのです。実際に、しるしを自分の目で見なくても、聖書のみことばからイエス様をキリストとして信じ、人生をささげ、主と従っていく決心をする人はたくさんいるのです。

③「ヨナのしるし」とは?
ヨナは三日三晩大魚の腹の中ですごし地上に戻りました。イエス様も十字架で死なれ、葬られ、三日目によみがえられました。イエス様はご自分の十字架と復活の事を比喩的に話されているのです。イエス様は、ご自分の十字架と復活以上の「しるし」は必要ないと断言されているわけです。

あなたにとって、イエス様の十字架と復活は十分な「しるし」ですか?
まだ不十分だと感じている人は要注意なのです。イエス様の十字架と復活という「しるし」に満足できない人は、他のどのような「しるし」にも満足できないからです。

ライフチャーチ
大谷信道


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