デイリーディボーション 8月28日(月)

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デイリーディボーション 8月28日(月)

2017年8月28(月)

【通読】
マタイの福音書 16:21-23
21その時から、イエス・キリストは、ご自分がエルサレムに行って、長老、祭司長、律法学者たちから多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえらなければならないことを弟子たちに示し始められた。22するとペテロは、イエスを引き寄せて、いさめ始めた。「主よ。神の御恵みがありますように。そんなことが、あなたに起こるはずはありません。」23しかし、イエスは振り向いて、ペテロに言われた。「下がれ。サタン。あなたはわたしの邪魔をするものだ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている。」

【ポイント】
①「あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている」
直前で素晴らしい信仰告白をしてペテロですが、一転して「下がれ。サタン。あなたはわたしの邪魔をするものだ。」とイエス様から叱られてしまいます。その理由は、ペテロがイエス様の計画を理解せず、自分の夢、自分の希望が実現することばかりを考えていたことです。22節の「するとペテロは、イエスを引き寄せて、いさめ始めた。」という箇所から、ペテロとしてはイエス様が死なれてしまうと、自分の夢の実現が不可能になってしまうので、大変困り、腹立たしさすら覚えていることが分かります。

ペテロを含む弟子たちの夢とは、イエス様が樹立されるであろう新しい国において高い地位を得ることだったと思われます。例えば、ヤコブとヨハネの母親がイエス様に「私のこのふたりの息子が、あなたの御国で、ひとりはあなたの右に、ひとりは左にすわれるようにおことばを下さい。」(マタイ20:20)とお願いに来たり、弟子たちが「また、彼らの間には、この中でだれが一番偉いだろうかという論議も起こった。」(ルカ22:24)と議論していたことからも、彼らの勝手に描いていた夢を垣間見ることができます。しかし、それは「神のことを思わないで、人のことを思っている」ことになってしまうのです。

②イエス様の願いと、自分の願いが一致する時
私たちの信仰も同じです。信仰は自分の夢を実現させるための手段ではありません。イエス様を信じ、従うとは、イエス様の計画に参加させていただくことでもあります。イエス様はそのための私たちを招き、召してくださっているのです。ですから、私たちがイエス様の計画の実現を願い、イエス様の御心に忠実に従っていけば、私たちの願いは必ず実現することになります。なぜなら、イエス様はご自分の計画を必ず実現させる方だからです。

ヨハネの福音書15章
16あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。

ライフチャーチ
大谷信道


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