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2017年8月30(水)
【通読】
マタイの福音書 16:27-28
27人の子は父の栄光を帯びて、御使いたちとともに、やがて来ようとしているのです。その時には、おのおのその行ないに応じて報いをします。28まことに、あなたがたに告げます。ここに立っている人々の中には、人の子が御国とともに来るのを見るまでは、決して死を味わわない人々がいます。」
【ポイント】
①「人の子は父の栄光を帯びて、御使いたちとともに、やがて来ようとしている」とは?
イエス様は繰り返し、最後の審判について予告されています(マタイ13:41-43; 24:29-31;
25:31-46)。そして、そのさばきを行なうのはご自分であると宣言されています。
②「人の子が御国とともに来る」とは?
研究者の間でも意見が分かれるようです。(1)復活と昇天、 (2)ペンテコステ、 (3)エルサレム陥落、(4)イエス様の再臨、 などが考えられるわけですが、一つに絞り込むことは難しいようです。
③イエス・キリストを信じる者は何も心配する必要がない。
なぜなら、先の24,25節でイエス様は「24だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。25いのちを救おうと思う者はそれを失い、わたしのためにいのちを失う者は、それを見いだすのです。」と約束してくださっているからです。
ですから、今日の箇所に記されている出来事が「いつ起こるのか?」、「実際にどのようなことが起こるのか?」などということを心配する必要はないのです。もちろん聖書学者は、ここに記されている出来事が何を意味しているのかをきちんと説明する責任や使命を持っています。しかし、今日の箇所について私たちにとって大切なこと、実践すべきことは解釈について議論することではありません。24、25節を読めば、私たちにとって重要なことは、何が起こっても大丈夫なように、イエス様を信頼し、忠実であり続けることが分かるはずです。
ライフチャーチ
大谷信道