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2017年8月31(木)
【通読】
マタイの福音書 17:1-4
1それから六日たって、イエスは、ペテロとヤコブとその兄弟ヨハネだけを連れて、高い山に導いて行かれた。2そして彼らの目の前で、御姿が変わり、御顔は太陽のように輝き、御衣は光のように白くなった。3しかも、モーセとエリヤが現われてイエスと話し合っているではないか。4すると、ペテロが口出ししてイエスに言った。「先生。私たちがここにいることは、すばらしいことです。もし、およろしければ、私が、ここに三つの幕屋を造ります。あなたのために一つ、モーセのために一つ、エリヤのために一つ。」
【ポイント】
①イエス様、モーセ、エリヤは一致している。
イエス様はこの不思議な出来事をペテロ、ヤコブ、ヨハネの3人だけに見せられたわけですが、この超常現象とも言えるような出来事の信憑性を疑う人もいるかもしれません。
しかしながら、この出来事からイエス様についての極めて重要な事柄を知ることができます。それは、イエス様とモーセ、エリヤが一つのチームとして一致しているということです。つまり、旧約聖書に記されているモーセ、エリヤの働きとイエス様が行われている事柄には一貫性、連続性があるということです。これをイエス様はマタイ5章で別の言い方で説明されていましたね。「17わたしが来たのは律法や預言者を廃棄するためだと思ってはなりません。廃棄するためにではなく、成就するために来たのです。18まことに、あなたがたに告げます。天地が滅びうせない限り、律法の中の一点一画でも決してすたれることはありません。全部が成就されます。」モーセは「律法」、エリヤは「預言」の象徴的な存在であることは、当時のユダヤ人にとって当然の事柄でした。ですから、イエス様がこの2人と一緒にいて、調和している姿を弟子が目撃すること(その記録を私たちが読むこと)は、イエス様が何者であるのかを正しく理解する上、で大変重要なことだったのです。
ライフチャーチ
大谷信道