デイリーディボーション 8月4日(金)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 8月4日(金)

2023年8月4日(金)
【今日のみことば】 ローマ人への手紙 15章22-24節 22 そういうわけで、私は、あなたがたのところに行くのを幾度も妨げられましたが、23今は、もうこの地方には私の働くべき所がなくなりましたし、また、イスパニヤに行く場合は、あなたがたのところに立ち寄ることを多年希望していましたので、24――というのは、途中あなたがたに会い、まず、しばらくの間あなたがたとともにいて心を満たされてから、あなたがたに送られ、そこへ行きたいと望んでいるからです、――
①パウロの福音宣教への熱い思いを共有する パウロはイエス様の福音を聞いたことがない人々にではなく、既に福音が語られ、イエス・キリストを信じている人々と会うことを願っています。実は、このパウロの姿勢は見過ごされがちなのです。これまであった多くの宣教師は、イエス様の福音を聞いたことがない人に伝道したり、信仰決心に導くことには熱心ですが、救われた人々がキリストのからだである教会を建て上げていくことに使命を覚えている宣教師が非常に少ないのです(サザンバプテストの宣教師だけかもしれませんが)。しかし、それではダメなのです。海外での支援では「魚を上げるのではなく、魚の取り方を教える」「水を上げるのではなく、井戸の掘り方を教える」ことが大切であることは常識になっています。伝道においても、宣教師がある地域で100人信仰に導いたとしても、そこに教会が建て上げられ、その100人がほかの人々に伝道していける状態まで支援しなければ、その地域でのクリスチャンは100で終わってしまう可能性があるわけです。
その点、パウロは教会の建て上げの重要性を理解していました。各地域の教会が、イエス・キリストの福音を正しく理解し、正しく伝え、正しく実践(愛の実践)を行っていかなければ、いずれ教会が消滅していくことをよく知っていたのでしょう。私たちは、この事実と、教会の建て上げの重要性を共有する必要があります。つまり、既存教会が健全なキリストのからだとして成長していってほしいというパウロの情熱を、すべてのクリスチャンが共有する必要があるのです。パウロの手紙を読むクリスチャンがパウロの情熱を共有できなければ、手紙を読む意味がないといっても過言ではないのです。
自分の教会が健全なキリストのからだとされることが、伝道においてどれほど重要なのかを理解しましょう!
ライフチャーチ 大谷信道


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