デイリーディボーション 8月6日(月)

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デイリーディボーション 8月6日(月)

2018年8月6日(月)

コリント人への手紙 第一 10:7-9
7あなたがたは、彼らの中のある人たちにならって、偶像崇拝者となってはいけません。聖書には、「民が、すわっては飲み食いし、立っては踊った」と書いてあります。8また、私たちは、彼らのある人たちが姦淫をしたのにならって姦淫をすることはないようにしましょう。彼らは姦淫のゆえに一日に二万三千人死にました。9私たちは、さらに、彼らの中のある人たちが主を試みたのにならって主を試みることはないようにしましょう。彼らは蛇に滅ぼされました。

【ポイント】
①イスラエルの民の失敗から学ぶ
パウロは10章1節で出エジプト、荒野での40年間の放浪について触れ、特にイスラエルの民の失敗について説明しています。7節は出エジプト記32章からの引用です。せっかくですから確認してみましょう。

1民はモーセが山から降りて来るのに手間取っているのを見て、アロンのもとに集まり、彼に言った。「さあ、私たちに先立って行く神を、造ってください。私たちをエジプトの地から連れ上ったあのモーセという者が、どうなったのか、私たちにはわからないから。」2それで、アロンは彼らに言った。「あなたがたの妻や、息子、娘たちの耳にある金の耳輪をはずして、私のところに持って来なさい。」3そこで、民はみな、その耳にある金の耳輪をはずして、アロンのところに持って来た。4彼がそれを、彼らの手から受け取り、のみで型を造り、鋳物の子牛にした。彼らは、「イスラエルよ。これがあなたをエジプトの地から連れ上ったあなたの神だ」と言った。5アロンはこれを見て、その前に祭壇を築いた。そして、アロンは呼ばわって言った。「あすは主への祭りである。」6そこで、翌日、朝早く彼らは全焼のいけにえをささげ、和解のいけにえを供えた。そして、民はすわっては、飲み食いし、立っては、戯れた。

また、8節では民数記25章に触れています。

1イスラエルはシティムにとどまっていたが、民はモアブの娘たちと、みだらなことをし始めた。2娘たちは、自分たちの神々にいけにえをささげるのに、民を招いたので、民は食し、娘たちの神々を拝んだ。3こうしてイスラエルは、バアル・ペオルを慕うようになったので、主の怒りはイスラエルに対して燃え上がった。

さらに9節は出エジプト17章の出来事だと思われます。

1イスラエル人の全会衆は、主の命により、シンの荒野から旅立ち、旅を重ねて、レフィディムで宿営した。そこには民の飲む水がなかった。2それで、民はモーセと争い、「私たちに飲む水を下さい」と言った。モーセは彼らに、「あなたがたはなぜ私と争うのですか。なぜ主を試みるのですか」と言った。3民はその所で水に渇いた。それで民はモーセにつぶやいて言った。「いったい、なぜ私たちをエジプトから連れ上ったのですか。私や、子どもたちや、家畜を、渇きで死なせるためですか。」

私たちクリスチャンが信仰の歩みの中で遭遇するであろう誘惑、犯してしまう可能性のある失敗は何か新しいものではありません。なぜならイスラエルの民が私たちの先を歩み、良い部分も悪い部分も模範を示してくれているからです。

ライフチャーチ
大谷信道


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