デイリーディボーション 8月6日(金)

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デイリーディボーション 8月6日(金)

2021年8月6日(金)
マタイの福音書 7:24-27 24だから、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行なう者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。25雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけたが、それでも倒れませんでした。岩の上に建てられていたからです。26また、わたしのこれらのことばを聞いてそれを行なわない者はみな、砂の上に自分の家を建てた愚かな人に比べることができます。27雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけると、倒れてしまいました。しかもそれはひどい倒れ方でした。」
【ポイント】 ①神様の愛に生きないときの悲惨さを想像する この世の多くの人、場合によってクリスチャンも、神様から愛され、神様を愛し、隣人を愛し、隣人から愛されるという「愛の関係」の重要さに気が付いていません。その理由は、「人生の幸せ」という価値にについて、近視眼的になり、物質的な豊かさ、キャリアの充実(成功)などが自分の人生の幸せについて不可欠だと思い込んでいることにあります。
様々な努力を重ね、自分の思い通り(それに近い)人生を歩んでいる人は、それに幸せを感じているので、自分の人生から「愛の関係」が欠落していたとしても、その重大さを感じることができないのです。クリスチャンの中にも、神様がプレゼントとして与えてくださった成功、自己実現に喜び、それがクリスチャンとしての祝福だと勘違いし、プレゼントを与えてくださった神様から愛されていることに一番の喜びを感じることができてない人がたくさんいるのです。
しかし、想像してみましょう。この世においてどのような成功を収め、有り余るほどの資産と自由な時間を手に入れたとしても、自分の周りに愛する対象がいないとしたら、自分を愛してくれる存在がいないとしたら、どれほど空しいことでしょう。ところが、この空しさを覚える人は、この世で成功を収めたごく一部の人だけで、中途半端な成功を治めた程度では「まだ頑張れば幸せになれる」などと考えてしまう人が多いのではないでしょうか。
だからこそ、私たちは神様から与えられた想像力をフル活用して「愛の関係」のない空しさの悲惨さを想像するのです。今日のイエス様のたとえ話のポイントは、まさにそこにあるのです。イエス様は、人々に自分で考え、想像することを大切にされましたから、すべてを説明されていませんが、「わたしのこれらのことばを聞いてそれを行なう者」とは、最初に宣べた「愛の関係に生きること」なのです。
そして、「愛の関係に生きること」は、岩の上に家を建てるように、私たちのエネルギーも時間を必要とするのです。対照的に、自分の欲求、欲望に動かされている人は、一見努力しているかのように見えますが、実際には砂の上に家を建てるようなことをしているのです。それは、いとも簡単に崩れ去ってしまうことがあるのです。
ライフチャーチ 大谷 信道


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