デイリーディボーション 9月10日(火)

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デイリーディボーション 9月10日(火)

2019年9月10日(火)
マルコの福音書 15:42-43 44ピラトは、イエスがもう死んだのかと驚いて、百人隊長を呼び出し、イエスがすでに死んでしまったかどうかを問いただした。45そして、百人隊長からそうと確かめてから、イエスのからだをヨセフに与えた。46そこで、ヨセフは亜麻布を買い、イエスを取り降ろしてその亜麻布に包み、岩を掘って造った墓に納めた。墓の入口には石をころがしかけておいた。47マグダラのマリヤとヨセの母マリヤとは、イエスの納められる所をよく見ていた。
【ポイント】 ①ヨセフ、ニコデモの勇気ある行動 昨日の箇所には、ヨセフが「有力な議員であり、みずからも神の国を待ち望んでいた人であった」とありました。イスラエル最高議会の「有力な議員」が、イエス様を信じる者であったということです。このヨセフについて、ヨハネの福音書には「イエスの弟子ではあったがユダヤ人を恐れてそのことを隠していたアリマタヤのヨセフ」と記録されています。
さらに、ヨハネの福音書には「前に、夜イエスのところに来たニコデモも、没薬とアロエを混ぜ合わせたものをおよそ三十キログラムばかり持って、やって来た。」とあります。ヨハネ3章1節にはニコデモが「ユダヤ人の指導者」と記されていますが、それは「議員」を指す言葉であると考えられています。つまり、イエス様が死刑にあたる罪を犯したと決議したユダヤ最高議会の中にも、イエス様を信じる者が少なくとも2人いたということなのです。
この二人がユダヤ最高議会だっということは、イエスと遺体を引き取り、自費で埋葬するという彼らの行動は、他の議員敵に回すことを意味しますし、それは、二人の行動が彼らがこれまで築いてきたユダヤ人社会の中での地位、尊敬などをすべて失う可能性のある、極めて危険な行為でした。ニコデモが持参した「没薬とアロエを混ぜ合わせたもの(およそ三十キログラム)」は、現代の日本円に換算すると数十万円の価値があるといわれています。彼らの勇気ある行動、彼らのイエス様に対する信仰と愛の表れであったのです。
②二人の行動の意味を知る この二人は金持ち、権力者の代表者とも言えます。ですから、彼らの行動はマタイ19章のイエス様のみことばの成就でもあるのです。神様は、その愛によって、金持ちも救うことがおできになるという証なのです。
マタイ19章23-26節 23それから、イエスは弟子たちに言われた。「まことに、あなたがたに告げます。金持ちが天の御国に入るのはむずかしいことです。24まことに、あなたがたにもう一度、告げます。金持ちが神の国に入るよりは、らくだが針の穴を通るほうがもっとやさしい。」25弟子たちは、これを聞くと、たいへん驚いて言った。「それでは、だれが救われることができるのでしょう。」26イエスは彼らをじっと見て言われた。「それは人にはできないことです。しかし、神にはどんなことでもできます。」
ライフチャーチ 大谷信道

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