デイリーディボーション 9月14日(火)

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デイリーディボーション 9月14日(火)

2021年9月14日(火)
マタイの福音書 9:23-26 23イエスはその管理者の家に来られて、笛吹く者たちや騒いでいる群衆を見て、24言われた。「あちらに行きなさい。その子は死んだのではない。眠っているのです。」すると、彼らはイエスをあざ笑った。25イエスは群衆を外に出してから、うちにお入りになり、少女の手を取られた。すると少女は起き上がった。26このうわさはその地方全体に広まった。
【ポイント】 ①死人の生き返りを信じますか? この個所を読んで、誰でもが一番最初に思うことは「そんなことあり得ないでしょ!」でしょう。一方、クリスチャンの中には「これが絶対に事実だと信じなければならない」と考えている人が大勢いることでしょう。
コロナ禍で様々な「デマ」が拡散する中で、福音主義クリスチャンが「デマ」を信じてしまう傾向が強いという話を聞くことがあります。イエス様の様々な奇跡や復活などという一般常識では理解できないことを信じてしまう人々は、科学的な説明がされていない「デマ」を簡単に信じ込んでしまうという説明がされていることが多いようです。
それでは、大谷がどのように考え、信じているかと言うと、自分の中ではきちんとした論理性、合理性をもって、イエス様の奇跡が事実であったと信じています。イエス様についての記録は、第三者による「証言」です。つまり、イエス様が自分を神とするためのストーリーをでっち上げたのではないということです。今日の個所も、多くの目撃者、証人によって記憶され、記録されたものです。ここで重要なポイントは、死人の生き返りが科学的、医学的に可能であるか否かではありません。ここで求められる論理性、合理性は、この出来事が事実であるか否かなのです。それが証明されるのは、実験室のような場所ではなく、法廷のような場所です。会堂管理者、家族、友人などは、その娘が死んだことを事実として確認し、イエス様が来られた後に、生き返ったことを確認したのです。その出来事が科学的に説明できなくても、その出来事が事実である認定はできるのです。
つまり、私、大谷は、イエス様についての弟子たちの証言が事実に基づいたものであると信じているということです。福音書、使徒の働き、使徒たちの手紙を読んで、彼らの証言が十分に信頼できるものであると考えています。例えば、地動説のように、その時点では非科学的であると受け入れられないことが、後に証明されたというような事例はたくさんあると思います。ですから、イエス様の奇跡、復活を信じることは、知性、合理性を捨てることではないのです。
もちろん、このような説明で納得しない人々が大勢いることは承知しています。しかし、イエス・キリストを信じることは、知性や合理性を否定するのではなく、むしろそれらをフル活用して、イエスが何者であったのかを探究した結果でもあることを知ってほしいのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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