デイリーディボーション 9月20日(金)

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デイリーディボーション 9月20日(金)

2019年9月20日(金)
ピリピ人への手紙 1:10-11 10あなたがたが、真にすぐれたものを見分けることができるようになりますように。またあなたがたが、キリストの日には純真で非難されるところがなく、11イエス・キリストによって与えられる義の実に満たされている者となり、神の御栄えと誉れが現わされますように。
【ポイント】 ①「義の実に満たされている者」とは? 「義の実」ということばの厳密な定義を考えることも大切ですが、ここではパウロが思い描いている「義の実」の具体的な姿を考えることがより重要だと思います。確かに、クリスチャンが神様の前で倫理的に正しいこと(義)を行っていることはとても良いことでし、私たちが日々取り組んでいることでもあります。しかし、前後関係からも、ここでのパウロの祈り(ビジョン)は、ピリピ教会のメンバー一人ひとりが、イエス様から与えられている使命に忠実に従い、間違った教えに騙されることなく、教会が主の愛によって協力と一致を保ち続けていることなのです。ある意味、5節に出てきた「コイノニア・交わり、協力、一致」こそがパウロがここで思い描いている「義の実」と言うこともできるでしょう。そして、この「義の実」は、「互いに愛し合いなさい」というイエス様の命令の実践によって結んでいる愛の実でもあるのです。
昨日も学びましたが、ピリピの教会、そして全世界の教会が「義の実」を結ぶための歩みをする理由は、この世に対して証しを立て、イエス・キリストの福音を前進させるためです。繰り返しになってしまいますが、そのために必要なことは使徒パウロとの「協力・交わり」により、常に教会に入り込んでくる可能性がある間違った教えを見分けること、キリストの愛を伝えるクリスチャン自身が教会内でキリストの愛による一致を保つことなのです。
パウロは、ピリピのクリスチャン、そしてすべてのクリスチャンにこの視点を持つように願っているのです。教会での交わり、みことばの学びは、個人の幸福感のためだけでなく、福音宣教の前身のために極めて重要なのです。
ライフチャーチ 大谷信道


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