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2021年9月3日(金)
マタイの福音書 9:12-13 12イエスはこれを聞いて言われた。「医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人です。13『わたしはあわれみは好むが、いけにえは好まない』とはどういう意味か、行って学んで来なさい。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。」
【ポイント】 ①宗教熱心からくる大きな勘違いに注意 その4 自分の価値観から見て、道徳、倫理感に問題を感じる人と付き合っていくことにストレスを感じる人は多いと思います。クリスチャンは、道徳、倫理についてより高い基準を持っていますから、さらに大きなストレスと覚えることでしょう。
1つの解決策は、自分の同じ価値観をもつクリスチャンのコミュニティーの中だけで生きることです。イエス様の時代のユダヤ人(特にパリサイ人・律法学者たち)も、異邦人との付き合いをせず、ユダヤ人のコミュニティーの中に生きていたことが分かります。
しかし、イエス様はそのような生き方を否定されたのです。そして、それこそが「福音」だったということです。神様の良い知らせは、ユダヤ人だけなく、すべての人間にとって良い知らせなのです。使徒パウロはイエス様の教えを受け、ロマ書10章で次のように教えています。「12ユダヤ人とギリシヤ人との区別はありません。同じ主が、すべての人の主であり、主を呼び求めるすべての人に対して恵み深くあられるからです。13「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる」のです。
私たちは、この福音によって救われました。私たちが自分の努力で罪を克服したのではありません。どれほど努力しても、私たちは罪を克服することは不可能です。私たちの罪は赦されていますが、依然として神様の前に全員等しく罪の性質を持っています。ですから、罪の性質を持っている私たちが、他の罪人をさばいたり、差別したりすることは大きな勘違いであり、イエス様が示された模範を空しくすることになるのです。
ライフチャーチ 大谷 信道