デイリーディボーション 5月21日(火)

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デイリーディボーション 5月21日(火)

2013年5月21日(火)

ヘブル人への手紙 9:25-26
25それも、年ごとに自分の血でない血を携えて聖所に入る大祭司とは違って、キリストは、ご自分を幾度もささげることはなさいません。26もしそうでなかったら、世の初めから幾度も苦難を受けなければならなかったでしょう。しかしキリストは、ただ一度、今の世の終わりに、ご自身をいけにえとして罪を取り除くために、来られたのです。

【ポイント】
①イエス様の十字架の贖いは2000年以上たった今日でも有効
イエス様とそれまでの大祭司との違いはこの点にもあります。大祭司であるキリストは完全な犠牲をささげられました。その完全さは、捧げ物自体だけでなく、贖いの効力においても完全だったのです。ですから、完全な犠牲は一度ささげられたらそれで、すべての罪を贖う力があるのです。今の政府は後世への「負債」を遺していますが、キリストがされたことはその正反対であるということです。後の時代に生まれてくる人々の罪の負債までカバーしても余りあるほどの完全な捧げ物だったのです。

②私たちの罪の負債は自動的に帳消しになるわけではない
ここで大切なポイントがあります。使徒パウロは1テモテ2章6節で「キリストは、すべての人の贖いの代価として、ご自身をお与えになりました。これが時至ってなされたあかしなのです。」とありますが、それは、「全人類」という意味ではなく「キリストを信じるすべての人」であることを覚えておく必要があります。なぜなら、ルカ22章20節でイエス様が説明しているとおりです。「この杯は、あなたがたのために流されるわたしの血による新しい契約です。」この「血の契約」については9章20節にも出て来ました。つまり、血による罪に贖いは、「罪を赦す神様」と「罪を赦される当人」の合意に基づく契約だからです。つまり、イエス・キリストを救い主、人生の主として信じる、信仰が両者の合意となり、契約が有効となるのです。つまり、キリストは嫌がる人を無理矢理自分の弟子にしたり、自分を礼拝させたりするようなことはしないということです。

③この「契約」は永遠に続くものではない。
キリストの血による贖いの「契約」は現代でも依然として生きています。しかし、それはキリストが再び来られるまでの期限付きの契約です。また、私たちの肉体が生きている間という制限もあります。ここに伝道の緊急性があります。

【祈り】
《ヨハネ3章》
16 神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

アーメン

ライフチャーチ牧師 大谷 信道


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