デイリーディボーション 12月3日(水)

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デイリーディボーション 12月3日(水)

2014年12月3日(水)

【通読】
ガラテヤ 2:1-3
1それから十四年たって、私は、バルナバといっしょに、テトスも連れて、再びエルサレムに上りました。2それは啓示によって上ったのです。そして、異邦人の間で私の宣べている福音を、人々の前に示し、おもだった人たちには個人的にそうしました。それは、私が力を尽くしていま走っていること、またすでに走ったことが、むだにならないためでした。3しかし、私といっしょにいたテトスでさえ、ギリシヤ人であったのに、割礼を強いられませんでした。

【ポイント】
①「十四年」を考える
この「十四年」は「使徒の働き」では11章から15章だと思われます。この14年の長さを覚えながらこの5章を読み進める人はほとんどいないのではないでしょうか。しかし、この14年のパウロの福音宣教の地道な働きについて考えることは大変重要だと思います。というのも現代は短期間のうちに何らかの結果を求める傾向が強いからです。その傾向はキリスト教会、クリスチャンとしての成長にまで入り込んでいる気がします。自分の職業を捨てイエス様に従った弟子たちでさえ、イエス様は訓練に3年以上の時間を費やしました。福音書、使徒の働きを見れば、その期間も十分とは言えなかったことが分かるはずです。ですから、私たちのクリスチャンとしての成長、教会の成長は熱心に取り組んだとしても時間がかかるものであることを覚えておくことが大切なのです。「急いては事を仕損じる」ということわざは、クリスチャン、教会の成長にも当てはまるのです。

【日曜礼拝の中心聖句】
ヨハネの福音書 12:35-36
35イエスは彼らに言われた。「まだしばらくの間、光はあなたがたの間にあります。やみがあなたがたを襲うことのないように、あなたがたは、光がある間に歩きなさい。やみの中を歩く者は、自分がどこに行くのかわかりません。36あなたがたに光がある間に、光の子どもとなるために、光を信じなさい。」イエスは、これらのことをお話しになると、立ち去って、彼らから身を隠された。

ヨハネの福音書 8:12
12イエスはまた彼らに語って言われた。「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」

【今週の適用と実践】
・この世闇の中にあるという現実を直視してみましょう。
・家族、友人が闇の中で迷い、苦しんでいる姿に痛みを覚えましょう。
・自分がキリストを知らずに闇の中を歩んでいた時のことを思い出してみましょう。
・キリストがこの世、自分のいのちの光であることを再認識してみましょう。

【今週の祈り】
「主よ、あなたの愛と赦し、永遠の命の喜びを知らずに生きていた時の闇を思い出します。あなたを知らずに生きていたらどのような人生だったかを考えると恐ろしくなります。反対に、救われた喜びが当たり前になっている自分に気がつくこともあります。また、依然として罪深い自分の姿を見る時に、自分が依然として闇にいるのではないかと感じ失望してしまうこともあります。しかし、主よあなたの救いは完全で私たちが再び闇の中に歩むことがないことを信じます。今日もあなたの光の中を歩くことができることを感謝いたします。」

ライフチャーチ牧師 大谷信道


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