デイリーディボーション 6月5日(水)

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デイリーディボーション 6月5日(水)

2013年6月5日(水)

ヘブル人への手紙 10:32-35
32あなたがたは、光に照らされて後、苦難に会いながら激しい戦いに耐えた初めのころを、思い起こしなさい。33人々の目の前で、そしりと苦しみとを受けた者もあれば、このようなめにあった人々の仲間になった者もありました。34あなたがたは、捕らえられている人々を思いやり、また、もっとすぐれた、いつまでも残る財産を持っていることを知っていたので、自分の財産が奪われても、喜んで忍びました。35ですから、あなたがたの確信を投げ捨ててはなりません。それは大きな報いをもたらすものなのです。

【ポイント】
①キリストの支配の中に生きるとは?
キリストを信じるとは、キリストの支配の中に生きることを決めることです。キリストの支配の中に生きるとは、キリストのみことばに従い、キリストの御心に従って生きることを決めることです。キリストの御心に従うとは、日々の生活の中でキリストが喜ばれる物事、行動を選択することです。そして、霊的に成長するとは、キリストの御心をより深く知り、正しい選択が出来るようになっていくことです。

また、霊的に成熟してくると、何がキリストの御心で、何がキリストの御心ではないのかを見分ける力がついてきます。そうなると、自分がキリストの意思に従順な部分と、不従順な部分があることを正直に認めることが出来るようになります。一方、霊的に未熟なクリスチャンは「神様に示された」と言いながら、結局自分のしたい方を選んだり、自分の自分のしたい方の物事がキリストの御心であると信じ込もうとしたりしてしまいます。しかし、聖霊を侮ってはいけません。キリストの御心はそれほど複雑では無いからです。多くの場合、心の奥底ではキリストの御心が何であるのかに気づいているはずなのです。

ですから、霊的な成熟している人は、自分がキリストの御心に従いきれていなくても言い訳をしません。むしろ、「キリストの御心はこうなんだけど、自分の弱さやプライドのために今は従うことができていないんだ。」と正直に告白することが出来るようになります。この正直さを獲得できない人は、神様に対しても、自分に対しても、周りの兄弟姉妹に対しても、後ろめたさを感じながら生きることになり、そこには喜びや平安はありません。

②キリストの支配の中に生きると、喜びが与えられる
ヘブル書の著者は、キリストの御心に従い、迫害の道を選んだ人は、耐え難い苦しみの中に「喜び」があったことを証ししています。キリストの御心を知り、葛藤する時に、自分の弱さについて正直であることの大切さは確認しました。すべての御心に常に100%従うことのできない弱さを隠さないことは霊的成長の鍵です。なぜなら、私たちがキリストの御心を選択できるようになることを、キリストが忍耐強く待って下さっているから隠し事をする必要が無いからです。しかし、私たちはいつか、御心を選択し、実行する決意をする時が来ます。それが困難な選択であっても、その選択をキリストが喜び、私たちの心を喜びで満たして下さるのです。

この世のはかない喜び、慰めを求めるのか、それとも、天上で与えられる本当の喜びと慰めを求めるのか、選択するのは私たちです。この世での成功、充実感、名声、地位、富を求めるのか、天上で約束されている資産を楽しみにしながら生きるのかを選択するのも、私たちです。聖霊はいつも後者を選ぶように助けてくださいます。しかし、強要はしません。なぜなら御心を選択する方が100%良いに決まっているからです。キリストの御心は、義務感の中で、イヤイヤ選び取るものでは無いからです。

【祈り】
《マタイ5章》
10義のために迫害されている者は幸いです。天の御国はその人たちのものだから。
11わたしのために人々があなたがたをののしり、迫害し、ありもしないことで悪口を浴びせるとき、あなたがたは幸いです。
12喜びなさい。喜びおどりなさい。天ではあなたがたの報いは大きいから。あなたがたより前にいた預言者たちを、人々はそのように迫害したのです。

アーメン

ライフチャーチ牧師 大谷 信道


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