デイリーディボーション 8月8日(木)

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デイリーディボーション 8月8日(木)

2013年8月8日(木)

ピリピ人への手紙 1:18b-20
18bそうです、今からも喜ぶことでしょう。 19というわけは、あなたがたの祈りとイエス・キリストの御霊の助けによって、このことが私の救いとなることを私は知っているからです。20それは私の切なる祈りと願いにかなっています。すなわち、どんな場合にも恥じることなく、いつものように今も大胆に語って、生きるにも死ぬにも私の身によって、キリストがあがめられることです。

【ポイント】
①キリスト者の目的
パウロは自分の「救い」について語っています。ところがパウロがここで触れている「救い」が「釈放」を意味しているのか、それとも「永遠の救い」を意味しているのかはよく分かりません。しかし、20節でパウロが本当に祈り求めている内容が明らかにされます。それはパウロがキリストの復活の証人として大胆に語り続けること、そして今後自分が釈放され生きが長らえても、裁判の結果死刑になったとしても、パウロの生き様によって「キリストがあがめられること」なのです。

神様はキリスト者全員にパウロのような生き方、死に方をすることを求めているわけではありません。しかし、神様はキリスト者がキリストの証人として福音を伝え、みことばに忠実に生きることを願われています。私たちの生き方を通して、「あの人の信じているイエスは本当に救い主に違いない!」とキリストを信じ、あがめるようになる人が起こされることを望まれているのです。これがキリストの証人である私たちの人生の目的なのです。

②極端に走る必要はない
キリストの証人としての歩みは、地道な歩みです。焦らずにじっくりと取り組んでいく歩みです。もちろん、一軒一軒近所の家を訪問し、イエス様の福音を伝えていくという方法でも良いでしょう。福音の詳しい説明を載せたホームページを作成しても良いかもしれません。街角に立って、大声て福音を語ることもできるでしょう。しかし、パウロは「私の身によって、キリストがあがめられる」と、日々の生活、生き様そのものも証になることを教えています。むしろ、自分が口で語ったり、教えてたりしていることと、実際に生き方に矛盾があるとしたら、私たちは嘘つき、偽善者となってしまいます。証を立てるのではなく、つまずきを与えるものになってしまいます。ですから、大きなことからではなく、小さなことから始めることが大切です。毎日短い時間でも聖書を開き、祈る時を持つこと、つまり短い時間でもしっかりと神様に語り、神様の語りかけを聞く時間を持つことから始めるのです。そして、そこで示されたことを、少しずつ行動に移していくのです。周りの人はあなたの変化に気が付くでしょう。そして、「クリスチャンっていいな。」と感じるようになるのです。反対に、いくら熱心に福音を教えても、あなたがいっこうに変わることがなく、あなたの生き方に良い印象を持つことがなければ、福音など大したものではないと判断してしまうでしょう。ですから、良い証を立てるために、あせらず、じっくりと御霊の導きに従って行きましょう。

イエス様はこのことについて極めて明解に教えられていますね。そのことばに聞きましょう。

【祈り】
《マタイ》
14あなたがたは、世界の光です。山の上にある町は隠れる事ができません。
15また、あかりをつけて、それを枡の下に置く者はありません。燭台の上に置きます。そうすれば、家にいる人々全部を照らします。
16このように、あなたがたの光を人々の前で輝かせ、人々があなたがたの良い行ないを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるようにしなさい。

アーメン

ライフチャーチ牧師 大谷 信道


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