デイリーディボーション 7月5日(金)

誰でも気軽に集える、明るく、カジュアルな雰囲気の教会です。

デイリーディボーション 7月5日(金)

2013年7月5日(日)

ヘブル人への手紙 12:14-15
14すべての人との平和を追い求め、また、聖められることを追い求めなさい。聖くなければ、だれも主を見ることができません。15そのためには、あなたがたはよく監督して、だれも神の恵みから落ちる者がないように、また、苦い根が芽を出して悩ましたり、これによって多くの人が汚されたりすることのないように、

【ポイント】
①他の人への影響を考える
良いリーダーシップとは、御心にかなった言動によって他の人に良い影響を与え、人を導くことです。悪いリーダーシップとは、自分の悪い言動によって、他の人を誘惑したり、つまずかせたりして、結果としてキリストから離れさせてしまうことです。そして、すべてのクリスチャンはキリストの弟子として良い影響を与えていく使命を負っています。イエス様がこのように教えてれているからです。「あなたがたは、地の塩です。」「あなたがたは、世界の光です。」(マタイ5章13、14節)
ですから、私たちの歩み方によっては「多くの人が汚されたりすること」があるのです。ですから、一人ひとりが「平和を追い求める」ことは、その結果として教会の群れ全体が良い影響を受け「聖く」されていくのです。

②個人主義の副作用
イエス・キリストを救い主として信じ、人生の主として従う決意をすることは、ある意味個人的な行動です。イエス様は、救いを発見したら周りの目など気にせず、あらゆる犠牲をはらってでもそれを手に入れるべきだと教えられています。(マタイ13章)
このような決断を主体的に下すことは、一般的に周りの目を気にする日本人にとっては不得意だと言われています。確かに信仰決心においては自分自身で決断することが大切です。しかし、信仰生活においては、必ずしも個人主義的な行動は良いものではありません。なぜなら、私たちはイエス様から「群れ」として歩むように教えられているからです。個人主義的な傾向の強い人は自分の決意をもってイエス様に従う決心ができたとしても、キリスト者の群れの中では「我がままな人」「人の話を聞かない人」となってしまうこともあるのです。また、群れとして生きることに煩わしさを覚える人もいるかもしれません。

そもそも、私たちは「◯◯主義」に従って生きているのではありません。キリストを主として、キリストのみことばに従って生きているのです。「互いに愛し合う事」、「重荷を負い合うこと」「平和を求めること」が「個人主義」よりも優先されなければならないのです。天の国の住民として、私たち全員がキリストの御心にかなうコミュニティーを形成していく責任を負っているのです。

【祈り】
《ローマ14:13》
13ですから、私たちは、もはや互いにさばき合うことのないようにしましょう。いや、それ以上に、兄弟にとって妨げになるもの、つまずきになるものを置かないように決心しなさい。

アーメン

ライフチャーチ牧師 大谷 信道


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